特許
J-GLOBAL ID:200903030371147952

三次元図形描画方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333822
公開番号(公開出願番号):特開平6-162209
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 三次元図形において、一度アンチエリアシング処理を施して滑かな線を描いた後、その図形のうしろに別の図形を描いた場合にもその状況が正しく維持されるようにすることを目的とした三次元図形のアンチエリアシング処理。【構成】 アンチエリアシング処理された表示イメージを持つフレームバッファに相当する記憶手段3,24と三次元処理用のZ値情報を持つZバッファに相当する記憶手段2,23のほかにアンチエリアシング処理をしていない図形イメージを記憶した記憶手段1,22を持つことによって、三次元図形描画手段21の処理により一度アンチエリアシング処理した図形のうしろに別の図形を描画した場合に、その重った部分について改ためてアンチエリアシング処理を行うことを可能としたものである。
請求項(抜粋):
三次元図形の線分、多角形の境界のジャグを取り除きスムーズな線分、境界を描くアンチエリアシング処理を施した三次元図形の描画において、アンチエリアシング処理を施す前の図形イメージを記憶する記憶手段1と、前記記憶手段1に記憶される図形イメージの各ピクセルの奥行方向の値であるZ値を記憶する記憶手段2と、近傍のピクセルも含めて色補正することによってアンチエリアシング処理を施した図形イメージを記憶する、CRTのフレームメモリなどに相当する記憶手段3と、三次元図形の描画要求に応じて前記記憶手段2を参照しながら、前記記憶手段1にアンチエリアシング処理前の図形イメージを書き込みつつ、アンチエリアシング処理した図形イメージを前記記憶手段3に書き込み、また同時に前記記憶手段2を参照して新たに描画しようとしている図形より手前にすでに別の図形が存在しているところでは、すでに存在している図形について、該図形と新たに描画しようとする図形との間で再度色補正によるアンチエリアシング処理をやり直して前記記憶手段3に書き込む三次元図形描画手段と、を備えることを特徴とした三次元図形描画方式。
IPC (4件):
G06F 15/72 350 ,  G06F 3/153 320 ,  G06F 15/66 405 ,  G09G 5/36

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