特許
J-GLOBAL ID:200903030374526091

電力変換装置及びその故障診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-233298
公開番号(公開出願番号):特開2006-054943
出願日: 2004年08月10日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】 ダイオードのオープン故障を比較的簡単な構成で確実に検出することが可能な電力変換装置を提供する。【解決手段】 変換アームをブリッジ構成し、誘導性の負荷2に電力を供給する電力変換回路1と、電流検出器3と、ゲート出力制御手段6とを備えた電力変換装置において、測定対象ダイオードと同相で逆極性の変換アームのスイッチング素子と、異相で同極性の変換アームのスイッチング素子をオンする第1のゲートオン手段と、一方の測定対象ダイオードと同相で逆極性の変換アームのスイッチング素子をオフし、他方のスイッチング素子のオンを継続する第2のゲートオン手段と、第1のゲートオン手段が動作して所定時間後の出力電流が所定値より大きいとき、第2のゲートオン手段へ移行し、第2のゲートオン手段が動作して所定時間後の前記出力電流が所定値より小さいとき、前記測定対象ダイオードはオープン故障していると判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
スイッチング素子とこのスイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードとから成る変換アーム複数個をブリッジ構成し、誘導性の負荷に電力を供給する電力変換回路と、 前記電力変換回路の出力電流を検出する電流検出器と、 前記スイッチング素子のゲートにオンまたはオフパルスを供給するゲート出力制御手段と、 測定対象ダイオードに応じて、特定のスイッチング素子を選択し、前記ゲート出力制御手段にオン指令を出力する故障診断用ゲート指令手段と、 前記電流検出器によって検出された出力電流が所定値以上か否かにより測定対象ダイオードの故障診断を行う故障判定手段を備え、 前記故障診断用ゲート指令手段は、 前記測定対象ダイオードと同相で逆極性の変換アームのスイッチング素子と、前記測定対象ダイオードと異なる相で同極性の変換アームのスイッチング素子をオンする第1のゲートオン手段と、 この第1のゲートオン手段でオンしたスイッチング素子のうち一方の前記測定対象ダイオードと同相で逆極性の変換アームのスイッチング素子をオフし、他方のスイッチング素子のオンを継続する第2のゲートオン手段と、 前記第1のゲートオン手段が動作して所定時間後の前記出力電流が所定値より大きいとき、前記第1のゲートオン手段から前記第2のゲートオン手段へ移行する移行手段と を有し、 前記故障判定手段は、前記第2のゲートオン手段が動作して所定時間後の前記出力電流が所定値より小さいとき、前記測定対象ダイオードはオープン故障していると判定するようにしたことを特徴とする電力変換装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 1/00 ,  H02M 7/538
FI (3件):
H02M7/48 M ,  H02M1/00 P ,  H02M7/5387 Z
Fターム (25件):
5H007AA12 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB04 ,  5H007CB05 ,  5H007CC07 ,  5H007CC23 ,  5H007DB01 ,  5H007DC02 ,  5H007EA02 ,  5H007FA03 ,  5H007FA13 ,  5H007FA20 ,  5H740AA08 ,  5H740BA11 ,  5H740BA15 ,  5H740BB04 ,  5H740BB05 ,  5H740BB09 ,  5H740BB10 ,  5H740BC01 ,  5H740BC02 ,  5H740BC06 ,  5H740MM11 ,  5H740NN17
引用特許:
出願人引用 (1件)

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