特許

J-GLOBAL ID：200903030376014810

ガン治療用薬剤

発明者： 三羽 信比古 ,  鈴木 雅博 ,  続木 敏 ,  土屋 敏行 ,  伊東 忍
出願人/特許権者： 昭和電工株式会社
代理人 (1件)： 菊地 精一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-108553
公開番号（公開出願番号）：特開平10-330261
出願日： 1998年04月03日
公開日（公表日）： 1998年12月15日
要約：

【要約】【課題】 酸化に対して安定であり、動物細胞に対して吸収性に優れ、細胞内蓄積量を効率よく高くすることができるL-アスコルビン酸誘導体からなるガン転移阻害剤の開発並びにそれを用いたガン治療用方法の提供。【解決手段】 動物細胞をアスコルビン酸誘導体を含む培地で20時間培養した時、培地中50μMのL-アスコルビン酸-2-リン酸マグネシウム塩を用いた場合に比べ5μM以下の培地中濃度で同等以上のアスコルビン酸細胞内蓄積量の得られる、2-位にエステル結合またはエーテル結合を有し、少なくとも5-位または6-位に疎水基を有するL-アスコルビン酸誘導体を有効成分とするガン転移阻害剤、並びに該L-アスコルビン酸誘導体と少なくとも1種の抗悪性腫瘍剤とからなるガン転移阻害剤。

請求項（抜粋）：

動物細胞をアスコルビン酸誘導体を含む培地で20時間培養した時、培地中50μMのL-アスコルビン酸-2-リン酸マグネシウム塩を用いた場合に比べ5μM以下の培地中濃度で同等以上のアスコルビン酸細胞内蓄積量の得られるL-アスコルビン酸誘導体を有効成分とすることを特徴とするガン転移阻害剤。

IPC (3件)：

A61K 31/375 ADU ,  A61K 45/05 ,  C07D307/62

FI (3件)：

A61K 31/375 ADU ,  A61K 45/05 ,  C07D307/62