特許
J-GLOBAL ID:200903030376290621
ロックウール吸音天井板の保全工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鯨田 雅信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-312555
公開番号(公開出願番号):特開2008-127816
出願日: 2006年11月20日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【目的】ロックウール吸音天井板の吸音性をそのまま保持することができ、長期間に渡って美観を保つことができるように、且つ、エアコンや換気扇の吹出し口や吸込み口の周囲に汚れが付いた場合でもその汚れを容易に除去することができるような状態に、ロックウール吸音天井板を保全するための工法を提供する。【構成】エアコンや換気扇が設置された天井を構成するロックウール吸音天井板の略全体に、粒径が約4〜6nmのSiO2を主成分とする無機物質から成る微粒子及び無機物質から成る顔料により構成され、その重量が約30〜50g/m2であるような第1薄膜を形成し、前記第1薄膜の前記エアコン又は換気扇の周囲の所定範囲の領域の上に、SiO2を主成分とする無機質で硬質で非晶質の透明なガラス膜であり、その重量が約20〜30g/m2で、その膜厚が約5〜13μmであるような第2薄膜を形成するものである。【選択図】 図2A
請求項(抜粋):
天井の少なくとも室内側の面が多孔質板であるロックウール吸音板により構成されており、前記天井にはエアコンディショナーが配置されており、前記エアコンディショナーには天井に対して略平行若しくは斜め下方向に冷風若しくは温風が吹出される吹出し口が設けられている場合における、前記天井を構成するロックウール吸音天井板の保全工法であって、
前記天井に配置されたロックウール吸音板の表面の汚れを除去する工程と、
前記汚れが除去されたロックウール吸音板の表面の略全体に、粒径が約4〜6nmのSiO2を主成分とする無機物質から成る微粒子及び無機物質から成る顔料を含む無機水性塗料を塗布することにより、粒径が約4〜6nmのSiO2を主成分とする無機物質から成る微粒子及び無機物質から成る顔料により構成され、その重量が約30〜50g/m2であるような第1薄膜を形成する工程と、
前記第1薄膜を形成した後、前記第1薄膜の前記エアコンディショナーの吹出し口からその吹出し方向に向かって約20〜60cmの領域、又は前記第1薄膜の前記エアコンディショナーから周囲に向かって約20〜60cmの領域の上に、SiO2を主成分とする常温の無機ガラスコーティング材を塗布することにより、SiO2を主成分とする無機質で硬質で非晶質のガラス膜であり、その重量が約20〜30g/m2で、その膜厚が約5〜13μmであるような第2薄膜を形成する工程と、
を含むことを特徴とするロックウール吸音天井板の保全工法。
IPC (3件):
E04G 23/02
, E04B 1/86
, G10K 11/16
FI (4件):
E04G23/02 Z
, E04B1/86 S
, E04B1/86 C
, G10K11/16 D
Fターム (15件):
2E001DF04
, 2E001FA14
, 2E001GA03
, 2E001GA06
, 2E001GA12
, 2E001HA11
, 2E001HA32
, 2E001JA06
, 2E001JB03
, 2E176AA05
, 2E176BB03
, 5D061AA11
, 5D061AA25
, 5D061BB24
, 5D061DD01
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特許第2803572号公報
-
特許第3158808号公報
前のページに戻る