特許
J-GLOBAL ID:200903030384088580

液剤塗布器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-175917
公開番号(公開出願番号):特開平10-000416
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 バルブ機構付きの液剤塗布器として、液剤が出にくくなった場合にのみ液剤収容部内へ空気を圧入して内圧を高めることができ、過度の内圧上昇による出過ぎを回避でき、空気圧入の操作が非常に簡単で、キャップを脱着せずに連続して空気圧入を行え、構造的に簡素で安価に製作可能なものを提供する。【解決手段】 液剤収容部10の一端側に塗布部11を有する塗布器本体1と、キャップ2Aとからなり、塗布部11の流出口5がばね力で付勢されて一部を外方突出した弁体6にて封止され、キャップ2Aが内筒部20bに塗布部11の先端側を挿嵌させる二重筒状のキャップ本体20と弾性材料からなる押圧部材21とからなり、押圧部材21が、キャップ本体20の先端面より膨出した膨出膜部21aと、膨出膜部21aの内面側に一体形成されてキャップ本体20の内筒部20bに挿嵌する筒状部21bとを有してなる。
請求項(抜粋):
液剤収容部の一端側に塗布部を有する塗布器本体と、その塗布部に嵌着させるキャップとからなり、前記塗布部の先端に設けた流出口がばね力で付勢されて一部を外方突出した弁体にて封止される液剤塗布器において、前記キャップは、内筒部に前記塗布部の先端側を挿嵌させる二重筒状のキャップ本体と、弾性材料からなる押圧部材とからなり、前記押圧部材は、キャップ本体の先端面より外側へ膨出して且つ周縁が該キャップ本体側に止着された膨出膜部と、この膨出膜部の内面側に一体形成されてキャップ本体の内筒部に挿嵌する筒状部とを有し、前記押圧部材の膨出膜部を内側へ押圧することにより、前記筒状部がキャップ本体の内筒部の内奥側へ進入し、この進入に伴って該筒状部内の圧縮された空気が前記弁体を空気圧で退入作動させて液剤収容部内に圧入されると共に、押圧を解除した際に通気路より空気が該筒状部内に流入することにより、前記膨出膜部が凹んだ状態から膨出状態に復帰するように構成されてなる液剤塗布器。
IPC (5件):
B05C 17/00 ,  A45D 34/04 525 ,  A45D 34/04 540 ,  B43K 7/03 ,  B43L 19/00
FI (5件):
B05C 17/00 ,  A45D 34/04 525 Z ,  A45D 34/04 540 ,  B43L 19/00 G ,  B43K 7/02 C

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