特許
J-GLOBAL ID:200903030394296815

アンテナを電気的にダウンティルトする連続可変位相シフタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043895
公開番号(公開出願番号):特開平10-276004
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 回転運動と直線運動とを変換することなしに、アンテナのダウンティルトを電気的に調整する位相シフタを提供する。【解決手段】 RF信号用の給電システムの金属グランドプレーン(7)とストリップライン(9)との間に回転可能に取り付けられた各位相ホイール(6a〜6f)上に分配された誘電体(17)は、位相ホイールを機械的に回転させたときに、ストリップラインの真下および金属グランドプレーンの真上の誘電体の量が、ホイールが回転した量(角度変位)にある程度比例して増大するか、または減少するように成形される。システム内で使用されるすべての位相ホイール(6a〜6f)は、単一の駆動装置(8)の作用のもとで同期して回転するように配置し、配向し、牽引結合することができる。
請求項(抜粋):
アンテナに関連する放射パターンのダウンティルトを連続的に変化させることができ、放射パターンがRF信号を含み、アンテナが、複数の素子を有し、各素子用の素子端子を有し、さらに各素子端子(12〜15)と共通の給電端子(11)との間でRF信号を伝達する給電システムを有し、給電システムが、金属グランドプレーン(7)から離間したストリップライン(9)を含む位相シフタであって、全体に分配された成形誘電体(17)を有し、ストリップラインに対する位相ホイール(6a〜6f)の配向に応じて、誘電体の特定の量がストリップラインの真下および金属グランドプレーンの真上にあるように金属グランドプレーン(7)とストリップライン(9)との間に回転可能に配置された位相ホイール(6a〜6f)と、ストリップライン(9)に対して位相ホイール(6a〜6f)を回転させる手段とを含み、それによりストリップラインの真下および金属グランドプレーンの真上の誘電体の量を変化させることができ、それにより全体的放射パターンがそのダウンティルト中に変化し、したがってダウンティルト中の変化が純粋に回転機械運動によってもたらされる位相シフタ。

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