特許
J-GLOBAL ID:200903030395804997

空気調和機の自動風速制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久力 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-096065
公開番号(公開出願番号):特開平6-042803
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ファジー推論を用い室内温度の変化状況に対応した連続的な風量制御を行うと共に、設定温度変更等の外乱に対して即応し、快適な空気調和を行う。【構成】 サンプリングタイムHs 経過前にリモコン等からの指令信号があった場合は、設定温度Ts の変更の有無に係わらずその時点の設定温度Ts を新たに入力し、それに基づき制御を開始する。室内温度Tm を検出入力し、Xレジスタに絶対値として算出された設定温度Ts と室内温度Tm の差|ΔT|を入力し、Yレジスタに前回検出と今回検出の室内温度Tm1,Tm の差の変化率Dを、サンプリングタイムHs に対する設定温度Ts 入力時点の経過時間Hの割合で補正した補正変化率Dc を入力する。X=|ΔT|に基づき温度差ファジーデータを求め、Y=Dc に基づき補正変化率ファジーデータを求め、出力メンバシップ値を得て最小最大合成値を逆ファジー化により風量指数W0 を求めファン回転を制御する。
請求項(抜粋):
室内用ファンを備えた室内側熱交換器、コンプレッサ、室外側熱交換器及び膨張弁を順次連結して成り、室内温度に応じてコンプレッサをオン・オフさせる空気調和機において、設定温度と室内温度との温度差及び室内温度変化率とを検出し、検出された温度差と室内温度変化率とを入力し、ファジー推論演算により風量指数として室内用ファンの制御量を演算するとともに、前回制御動作開始後サンプリングタイム経過前に指令信号が入力された場合に、即座に室内温度データを入力し、前回制御動作開始時からの経過時間に応じて補正した補正室内温度変化率を用いて推論し、制御することを特徴とする空気調和機の自動風速制御方式。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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