特許
J-GLOBAL ID:200903030411256059

ファイル・システムの間接アドレシング方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-354773
公開番号(公開出願番号):特開平10-198587
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 間接アドレス・ファイル・システムにおけるファイルに対する論理アドレスおよびポインタ・エントリを物理アドレスに変換する方法を提供すること。【解決手段】 ポインタ・エントリは、ポインタと、当該ポインタがデータ・ポインタであるかメタデータ・ポインタであるかを示すポインタ・フラグとを有する。現ポインタ・エントリにおけるポインタ・フラグを検査して、ポインタがデータ・ポインタであれば、該データ・ポインタを論理アドレスと結合し、物理アドレスを発生する。ポインタがメタデータ・ポインタであれば、論理アドレスを、インデックス値としての部分と、オフセット値としての部分とに分割し、論理アドレスをオフセット値にセットする。更に、前記メタデータ・ポインタをインデックス値と結合し、次のポインタ・エントリを得る。そして、該次のポインタ・エントリを現ポインタ・エントリとして、物理アドレスが発生されるまで、処理を繰り返す。
請求項(抜粋):
ファイル・システムにおいてファイルの論理アドレスを物理アドレスに変換する方法であって、該ファイル・システムは、ポインタ・エントリを備えた間接アドレス・ブロックを有し、前記方法は、(a)第1ポインタ・エントリを引き出すステップであって、該ポインタ・エントリはポインタとポインタ・データ・インディケータとを有し、該ポインタ・データ・インディケータは、前記ポインタが前記データ記憶エリア内の物理アドレスを指示する場合に第1状態を示し、前記ポインタがより低いレベルの間接アドレス・ブロックを指示する場合第2状態を示すステップと、(b)前記ポインタ・データ・インディケータが前記第1状態にあるのか、または前記第2状態にあるのかを検出するステップと、(c)前記ポインタ・データ・インディケータが前記第1状態にある場合、前記ポインタと前記論理アドレスを結合して物理アドレスをセットするステップと、(d)前記ポインタ・データ・インディケータが前記第2状態にある場合、前記論理アドレスをインデックスとオフセットとに分割し、前記論理アドレスを前記オフセットに更新するステップと、(e)前記ポインタ・データ・インディケータが前記第2状態にある場合、現ポインタによって指示される指定間接アドレス・ブロック内にあり、かつステップ(d)からの前記インデックスによって識別される前記指定間接アドレス・ブロック内の位置にある次のポインタ・エントリを引き出すステップと、(f)前記物理アドレスがステップ(c)によってセットされるまで、ステップ(b)ないしステップ(e)を繰り返すステップと、から成ることを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 514 ,  G06F 12/00 520
FI (2件):
G06F 12/00 514 E ,  G06F 12/00 520

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