特許
J-GLOBAL ID:200903030412333596

プロセス変動に対して感度が低い分散管理ファイバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-501082
公開番号(公開出願番号):特表2004-510175
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
中心コア領域、モート領域及び環状領域を有することが好ましい分散管理ファイバの提供に関する。中心コア領域は、好ましくは略2.3未満のアルファ値を伴うアルファプロファイルを有することが好ましい。モート領域は、4つの副領域(すなわち、屈折率が減少する第1副領域(11)と、ほぼ直線的に屈折率が増加する第2副領域(12)と、ほぼ直線的に屈折率が更に増加する第4副領域(14)と、ほぼ直線的な第4副領域と第3領域とを滑らかに結合する移行領域として提供された第3副領域(13)と、)を含むことが好ましい。分散管理ファイバは、(a)製造工程における変動に対して感度が低く、(b)正分散を有するファイバ部分と負分散を有するファイバ部分との間の接合部分においてモードフィールド径の変化が相対的に小さく、且つ(又は)(c)タブレット法を用いて容易に製造できる、という特性を有する。
請求項(抜粋):
屈折率nclを有する透明材料からなるクラッディングによって囲繞されている透明材料からなるコアを含む分散管理された光通信システムに使用される光ファイバであって、 前記コアが、半径の増加に従って3つの半径方向に隣接する領域を含み、 (a)(i)Δc%=100・(nc2-ncl2)/2nclで表されるΔc%がゼロよりも大であり且つ略1.2未満にあるような最大屈折率値ncと、 (ii)略2.3未満のアルファ値を有するアルファプロファイルと、を有する中心コア領域と、 (b)Δm%=100・(nm2-ncl2)/2nclで表されるΔm%が-0.3以下となるような最小屈折率nmを有し、且つ半径の増加に従って、第1、第2、第3、第4の半径方向に隣接する領域を含む、モート領域と、 (c)Δr%=100・(nr2-ncl2)/2nclで表されるΔr%がゼロよりも大であり且つ+0.5未満となるような最大屈折率nrを有する、環状領域と、からなり、 前記モート領域は、 (i)前記第1領域に亘って屈折率が減少し、 (ii)前記第2領域において屈折率がほぼ直線的に増加し、 (iii)前記第4領域において屈折率がほぼ直線的に増加し、 (iv)前記第3領域がほぼ直線的な前記第4領域と前記第3領域とを滑らかに結合する移行領域である、ことを特徴とする光ファイバ。
IPC (1件):
G02B6/22
FI (1件):
G02B6/22
Fターム (5件):
2H050AB05X ,  2H050AB10X ,  2H050AC28 ,  2H050AC71 ,  2H050AD01

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