特許
J-GLOBAL ID:200903030413879509

内燃機関の圧縮比可変装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-227790
公開番号(公開出願番号):特開2004-068682
出願日: 2002年08月05日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】ピストンアウタを回転させることなく,圧縮比を少なくとも低圧縮比,中圧縮比及び高圧縮比の3段階に的確に切り換え得る内燃機関の圧縮比可変装置を提供する。【解決手段】ピストンインナ5aと,このピストンインナ5aの外周に軸方向にのみ摺動可能に嵌合して低圧縮比位置L,高圧縮比位置H並びにそれらの中間の中圧縮比位置Mへと移動し得るピストンアウタ5bと,これらピストンインナ及びアウタ5a,5b間に軸方向に直列に介裝される2組の嵩上げ手段R1 ,R2 とからなり,各組の嵩上げ手段R1 ,R2 には,ピストンインナ及びアウタ5a,5bの軸線周りの非嵩上げ位置A及び嵩上げ位置B間を個別に回動可能し得る可動嵩上げ部材141 ,142 をそれぞれ設けた。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
コンロッド(7)にピストンピン(6)を介して連結されるピストンインナ(5a)と,このピストンインナ(5a)の外周に軸方向にのみ摺動可能に嵌合して外端面を燃焼室(4a)に臨ませながら,前記ピストンインナ(5a)寄りの低圧縮比位置(L),燃焼室(4a)寄りの高圧縮比位置(H)並びにそれら低圧縮比位置(L)及び高圧縮比位置(H)の中間の少なくとも1つの中圧縮比位置(M)へと移動し得るピストンアウタ(5b)と,これらピストンインナ及びアウタ(5a,5b)間に軸方向に直列に介裝される少なくとも2組の嵩上げ手段(R1 ,R2 )とからなり,各組の嵩上げ手段(R1 ,R2 )には,ピストンインナ及びアウタ(5a,5b)の軸線周りの非嵩上げ位置(A)及び嵩上げ位置(B)間を個別に回動可能し得る可動嵩上げ部材(141 ,142 )をそれぞれ設け,両方の可動嵩上げ部材(141 ,142 )を非嵩上げ位置(A)に回動するときはピストンアウタ(5b)を低圧縮比位置(L)に保持し,また一方の可動嵩上げ部材のみを嵩上げ位置(B)に回動するときはピストンアウタ(5b)を中圧縮比位置(M)に保持し,両方の可動嵩上げ部材(141 ,142 )を嵩上げ位置(B)に回動したときはピストンアウタ(5b)を高圧縮比位置(H)に保持するようにしたことを特徴とする,内燃機関の圧縮比可変装置。
IPC (4件):
F02F3/00 ,  F01M1/06 ,  F02D15/00 ,  F16C7/02
FI (5件):
F02F3/00 F ,  F02F3/00 301A ,  F01M1/06 H ,  F02D15/00 B ,  F16C7/02
Fターム (11件):
3G013BD35 ,  3G092DD05 ,  3G092DF04 ,  3G092DG05 ,  3G092FA01 ,  3G092FA03 ,  3G092FA11 ,  3G092FA12 ,  3G092HA14X ,  3J033AA04 ,  3J033DA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-143342

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