特許
J-GLOBAL ID:200903030419454020

鉄筋コンクリート構造物の解体方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-061356
公開番号(公開出願番号):特開平9-256649
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 微弱直流電流を通電して、鉄筋コンクリート構造物を解体する方法をより効率化するとともに、部分解体に適した方法を提案する。【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物のコンクリート1の表面数箇所をはつりして鉄筋2を露出させ、その露出部2aに直流電源装置4の陽極端子5を接続する。また、解体の対象となる鉄筋コンクリート構造物の一部領域Rについて、そのコンクリート1表面に陰極平板6を設置する。該陰極平板6は、金網7に導電性パテ状物8を塗布したものであり、且つ、導電性パテ状物8は重量比1対1のベントナイトと塩化マグネシウムとを水比30〜40%にて練り混ぜ、パテ状にしたものである。そして、前記金網7に前記直流電源装置4の陰極端子9を接続して、数Wh/m2から数十Wh/m2程度の直流電気を数時間から1日程度通電する。
請求項(抜粋):
鉄筋に陽極を接続し、コンクリート表面に陰極を接続して直流電流を通電した後、鉄筋コンクリート構造物を解体する方法に於て、酸化促進剤を混入した陰極平板をコンクリート表面の解体する領域に被蔽することにより、前記陰極を構成したことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物の解体方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-101835
  • 特開平4-020662
  • 特開平2-302384

前のページに戻る