特許
J-GLOBAL ID:200903030426160660

点欠陥3次元フォトニック結晶光共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 良平 ,  竹内 尚恒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-207726
公開番号(公開出願番号):特開2004-006567
出願日: 2002年07月17日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】共振波長を制御することのできる点欠陥3次元フォトニック結晶を提供する。【解決手段】3次元フォトニック結晶に、欠陥部材を導入して点欠陥12を形成する。これにより、フォトニックバンドギャップ内に欠陥準位が形成され、点欠陥12内では欠陥準位のエネルギーに対応する波長の光のみが存在可能となり、当該波長における光共振器としての役割を果たす。3次元結晶であるので、点欠陥12からの光のエネルギーの損失が少なく、共振器としての効率が良い。欠陥部材のパラメータである大きさや形状及び位置を適切に設定することによって、共振波長を制御することが可能である。さらに、欠陥部材のパラメータが異なる複数の点欠陥を導入することにより、1個の3次元フォトニック結晶によって複数の波長の光を共振させることが可能である。これらは、波長多重光通信等の装置の小型化に寄与する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
a)複数のロッドを平行且つ所定の面内周期で周期的に配置したストライプ層が複数、平行に積層されて成り、各ストライプ層に属する各ロッドが最隣接のストライプ層に属する各ロッドと直交し、各ストライプ層に属する各ロッドが2層離れたストライプ層に属する各ロッドと平行且つ上記面内周期の1/2だけずれている3次元フォトニック結晶から成る本体と、 b)上記ロッドのうちの1本に設けられた、ロッド幅方向の大きさΔxとロッド長手方向の大きさΔyの比Δx/Δyが1より大きい点欠陥と、 を備えることを特徴とする点欠陥3次元フォトニック結晶光共振器。
IPC (2件):
H01S5/12 ,  G02B6/12
FI (3件):
H01S5/12 ,  G02B6/12 N ,  G02B6/12 Z
Fターム (12件):
2H047KA03 ,  2H047LA18 ,  2H047PA05 ,  2H047PA06 ,  2H047QA02 ,  2H047QA04 ,  2H047TA01 ,  5F073AA63 ,  5F073AA89 ,  5F073BA02 ,  5F073CA02 ,  5F073EA04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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