特許
J-GLOBAL ID:200903030428117370

ガムアップ防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141808
公開番号(公開出願番号):特開平11-333345
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 ディッピング装置による含浸液の基布への含浸作業を中断することなく、連続的に行いながら、当該ディッピング装置の圧ローラの表面に付着した樹脂などの固形分を確実に除去できるガムアップ防止装置を提供する。【解決手段】 基布2をしぼったあとの圧ローラ4の表面に残留する含浸液3を、給液・希釈手段11から供給した溶剤31で希釈し、かつ固形分を膨潤させ、次いで圧ローラ4の表面をブラシ部材12でこすって付着した固形分を浮き上がらせたのち、固形分や溶剤などの成分を、圧ローラ4の表面からブレード部材13でかき落として、回収手段14で回収するガムアップ防止装置1である。
請求項(抜粋):
含浸液に基布を浸漬したのち、一対の圧ローラ間を通して余剰の含浸液を除去することで、基布に所定量の含浸液を含浸させるディッピング装置の、上記圧ローラの表面に、含浸液中の固形分が析出して付着するガムアップが発生するのを防止する装置であって、(i) 含浸液に含まれるのと同じ溶剤を、基布をしぼった後の圧ローラの表面に供給して、当該圧ローラの表面に残留する含浸液を希釈し、かつ析出した固形分を膨潤させる給液・希釈手段と、(ii)圧ローラの表面をこすって、当該圧ローラの表面に付着した固形分を浮き上がらせるブラシ部材と、(iii) その先端が圧ローラの表面に圧接されて、当該表面から固形分、溶剤などの成分をかき落とすブレード部材とを、それぞれの圧ローラの周囲に、その回転方向に沿ってこの順に配置するとともに、上記ブレード部材の下方に、(iv)当該ブレード部材によって圧ローラの表面からかき落とされた成分を回収する回収手段を設けたことを特徴とするガムアップ防止装置。
IPC (2件):
B05C 3/18 ,  B05C 3/15
FI (2件):
B05C 3/18 ,  B05C 3/15
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭56-058068
  • 特公昭50-033190
  • 特開平1-180269
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