特許
J-GLOBAL ID:200903030431230838

オブジェクト並列実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290361
公開番号(公開出願番号):特開平7-141180
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 複数オブジェクトの同一時刻のタスク処理を時分割で起動して並列処理させる際に、先に起動されたオブジェクトの処理が他オブジェクトの同一時刻のタスク処理に影響させないようにする。【構成】 OS1及びとオブジェクトobjA、objB群間に介在する直並列実行変換部3はオブジェクト間のメッセージ転送に介在する。直並列実行変換部は、処理段階区別用の各オブジェクトに係るTキュー3a1、Rキュー3a2を管理する。直並列実行変換部は、起動するオブジェクトに係るRキューが存在する場合、メッセージを引渡す。タスク処理が起動されたオブジェクトから他オブジェクトへのメッセージを受信したとき、転送先オブジェクトのTキューにキューイングする。ある時刻における全てのオブジェクトのタスク処理を実行させたとき、TキューからRキューへの移送処理を行ない、その後に次の時刻の処理に進む。
請求項(抜粋):
同一時刻に係る複数のオブジェクトのタスク処理を時分割によるスイッチングによって擬似的に並列に実行するオブジェクト並列実行方法において、シリアルな動作のオペレーティングシステムと並列動作が必要なオブジェクト群との間に介在する、各オブジェクトに係る第1及び第2のキューを管理する直並列実行変換部を設け、直並列実行変換部は、同一時刻に係る複数のオブジェクトのタスク処理を時分割で順次起動すると共に、起動するオブジェクトに係る第2のキューが存在する場合にはそのオブジェクトにメッセージを引き渡し、タスク処理が起動されたオブジェクトから他のオブジェクトへ転送するメッセージが与えられたときには、転送先オブジェクトに係る第1のキューにキューイングし、ある時刻における全てのオブジェクトのタスク処理を実行させたときには、第1のキューから第2のキューへの移送処理を行ない、その後に次の時刻の処理に進むことを特徴とするオブジェクト並列実行方法。
IPC (2件):
G06F 9/44 535 ,  G06F 9/46 340

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