特許
J-GLOBAL ID:200903030436845318
組換えタンパク質の生産・精製方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-071559
公開番号(公開出願番号):特開平6-277088
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【構成】 形質転換された宿主生物中で目的とする組換えタンパク質をトリコデルマリーゼイのセルロース分解酵素のセルロース結合領域を含むペプチド鎖をアフィニティー精製用タグとして付加した融合タンパク質として生産し、該融合タンパク質をセルロースを担体とするアフィニティークロマトグラフィーを用い精製する。得られた融合タンパク質を特異的プロテアーゼ処理して該融合タンパク質からアフィニティー精製用タグとして用いた所定のセルロース結合領域を含むペプチド鎖を分離して、目的とする組換えタンパク質のみを選択的に回収する。【効果】 得られる融合タンパク質の中で組換えタンパク質の異常なフォールディングが起こらず、立体障害による特異的プロテアーゼによる開裂障害がなくなった。また、安価なセルロースをアフィニティークロマトグラフィーの担体として使用可能となった。
請求項(抜粋):
形質転換された宿主生物中で目的とする組換えタンパク質をアフィニティー精製用タグを付加した融合タンパク質として生産し、該融合タンパク質を菌体抽出物からアフィニティークロマトグラフィーを用いて精製する方法において、トリコデルマリーゼイの産生するセルロース分解酵素のセルロース結合領域を含むペプチド鎖を上記アフィニティー精製用タグとして用い、セルロースを担体とするアフィニティークロマトグラフィーを用いて上記融合タンパク質を精製することを特徴とする組換えタンパク質の生産・精製方法。
IPC (4件):
C12P 21/02
, C12N 1/21
, C12N 15/62 ZNA
, C12R 1:19
前のページに戻る