回転電気機械のステータ

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：坂間暁 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-152083
公開番号（公開出願番号）：特開平8-023646
出願日： 1994年07月04日
公開日（公表日）： 1996年01月23日
要約：

【要約】【目的】本発明は、回転電気機械(モータ)のステータに関する。従来のステータは、エアギャップに対面するティースの先端が、その中心線に対して左右対称にされているため、エアギャップ内の磁束分布が、中心線の左右で大きく変動し、大きい電磁力を発生し、モータの振動、電磁騒音の原因となっていた。本発明は、モータの振動・電磁騒音を低減できるステータを提供することを目的とする。【構成】ティースの先端にロータの回転方向に突出する突起部を設け、ティースの先端形状を、その中心線に対して、ロータの回転方向側が大きい質量分布になるようにして左右非対称にした。これにより、エアギャップ内の磁束分布が平滑されて、エアギャップ内に発生する電磁力を小さくすることができ、ステータに発生する振動、およびこの振動に伴う電磁騒音を小さくして、モータの振動、および電磁騒音を小さくできる。

請求項（抜粋）：

回転電気機械に使用されるステータにおいて、前記ステータの内周側を軸心方向に突設し側部に巻線を収容するティースの先端横断面形状が、前記ステータ内を回動するロータの回転方向側を大きくして左右非対称に形成されていることを特徴とする回転電気機械のステータ。

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