特許
J-GLOBAL ID:200903030441610370

サイクリックデータ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198869
公開番号(公開出願番号):特開平7-038594
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】 サイクリックデータの変化の検出を外部制御装置で行なわずに、各ステーションで行なうようにすることにより、外部制御装置の負荷を減少させ、また、サイクリックデータの変化検出を速やかに行なうことができるようにする。【構成】 最新のサイクリックデータ受信時に該データは最新値レジスタ5aに格納され、前回値サイクリックメモリ4bから前回値が論理和回路6bの出力によって検定される。該出力が無意であれば最新サイクリックデータの受信が継続され、該出力が有意であれば割り込み信号が生成される。また、最新値レジスタ5aに格納されている最新サイクリックデータは前回値サイクリックメモリ4bに書き込まれる。外部から変化検出ロックが解除されるまでは最新値サイクリックメモリ4aに最新サイクリックデータが書き込まれる。
請求項(抜粋):
制御用データの送受信をループ状伝送路と外部制御装置とに接続された複数のステーションで制御し、上記ステーションの各々のトークン獲得時には、サイクリックメモリ内のトークンを獲得したステーションの送信エリアのデータとサイクリックメモリの先頭からのアドレスオフセットと送信データ量とからなる送信エリア情報を載せたデータフレームの宛先アドレスをブロードキャストアドレスに設定することにより全ステーションに該データフレームを送信し、該データフレームを受信したステーションは、自己のサイクリックメモリの先頭から受信した送信エリア情報のアドレスオフセットをもったアドレスから送信エリア情報の送信データ量だけ、受信データを展開するようにした分散処理システムにおいて、最新のサイクリックデータを格納する最新値サイクリックメモリと、前回値を格納する前回値サイクリックメモリと、ネットワークから受信した最新のサイクリックデータを一旦格納する最新値レジスタと、該サイクリックデータの最新値サイクリックメモリ上のアドレスを格納するアドレスレジスタと、最新値と前回値の排他的論理和をとる排他的論理和回路と、該排他的論理和回路の出力の全ビットの論理和をとる論理和回路と、該論理和回路の出力が有意のとき外部に対して割り込み信号を生成する割り込み信号生成回路と、上記各構成要素を制御してサイクリックデータの変化を検出する制御を行なう変化検出制御回路を備え、上記変化検出制御回路は、最新のサイクリックデータ受信時に一旦このデータを上記最新値レジスタに格納し、上記最新値サイクリックメモリにデータを書き込むのと同じサイクルで、上記前回値サイクリックメモリから前回値を、上記論理和回路の出力によって検定し、該出力が無意であれば最新サイクリックデータの受信を継続し、該出力が有意であれば上記割り込み信号生成回路により外部に対して割り込み信号を生成させるとともに上記最新値レジスタに格納されている最新サイクリックデータを前回値サイクリックメモリの同一アドレスに書き込み、その後最新サイクリックデータの受信を継続するが、外部から変化検出ロック解除されるまでは上記最新値サイクリックメモリに最新サイクリックデータを書き込むのみとする制御を行なうことを特徴とするサイクリックデータ制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/42 ,  H04Q 9/00 321

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