特許
J-GLOBAL ID:200903030443324145

泡立ち性に優れたビール詰め缶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168002
公開番号(公開出願番号):特開平8-026286
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【構成】 アルミ板の絞りしごき加工により形成された有底缶胴と、該缶胴の上端部に巻締め加工により設けられた易開封性口を有する缶蓋とから成る缶体にビールが充填されているビール詰め缶において、内側に凹んだ周状多面体壁を缶胴に形成し、その窪んだ部分は、ビールを充填した状態では、ビール充填前に比して缶体外側方向に変形した状態となり、缶蓋の易開封性口を開封により、この変形部分は、ビール充填前の状態に復帰することを特徴とする。【効果】 ビールの注出に際しての開封により、周状多面体壁の凹みが復帰し、この変形によってビールの泡立ち性が向上する。即ち、格別の器具を缶に付加することなく、缶胴に特定の周状多面体を形成するのみで、ビールの泡立ち性を著しく高めることができる。しかも、本発明のビール詰め缶は装飾効果も高く、商品価値も高い。
請求項(抜粋):
アルミ板の絞りしごき加工により形成された有底缶胴と、該缶胴の上端部に巻締め加工により設けられた易開封性口を有する缶蓋とから成る缶体にビールが充填されているビール詰め缶において、前記缶胴の少なくとも一部には周状多面体壁が形成されており、該多面体壁は構成単位面と、構成単位面同士が接する境界稜線及び境界稜線同士が交わる交叉部を有し、該境界稜線及び交叉部は構成単位面に比べて相対的に容器外側に凸となっており、構成単位面は対向する交叉部間で窪んだ部分を有し、且つ構成単位面の周方向に隣合った缶体軸方向配列が位相差をなしていると共に、前記構成単位面の窪んだ部分は、ビールを充填した状態では、ビール充填前に比して缶体外側方向に変形した状態となり、缶蓋の易開封性口を開封により、この変形部分は、ビール充填前の状態に復帰することを特徴とする泡立ち性に優れたビール詰め缶。
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開平1-226550
  • 特開平3-180228
  • 特開昭53-143485
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