特許
J-GLOBAL ID:200903030444209137

入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-288183
公開番号(公開出願番号):特開2006-101680
出願日: 2004年09月30日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】回路負担の増大を抑止しつつ種々の動作安全性に関する検出信号を利用可能な入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置を提供すること。【解決手段】入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置の入力側回路の状態をモニタする入力状態モニタ回路92にはバッテリ1の電位を基準とする電源電圧が印加される。入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置のDC-DCコンバータ回路90をPWM制御するコントローラ91には入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置の出力側回路の電位を基準とする電源電圧が印加される。入力状態モニタ回路92は、バッテリ1の電圧の大きさに応じたデューティ比又はパルス幅のパルス信号をフォトカプラ93を通じてコントローラ91に送信するとともに、副電源スイッチ8の漏れ電流に関する情報を上記パルス信号の周期を変更することによりコントローラ91に送信する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
スイッチング素子を断続して直流電源から印加される入力電源電圧を交流電圧に変換して出力する入力側回路、前記交流電圧を変圧された後に整流して出力電圧を外部に出力する出力側回路、及び、前記入力側回路から前記出力側回路を電気絶縁分離しつつ前記入力側回路から前記出力側回路に変圧し交流電力を伝送するトランスを有するDC-DCコンバータ回路と、 検出した前記入力電源電圧の大きさに応じたパルス幅又はオン・デューティ比を有するパルス信号を入出力絶縁分離回路を通じて出力する入力状態モニタ回路と、 前記DC-DCコンバータ回路の出力電圧の電位レベルを基準とする電源電圧により作動するとともに、前記入力電源電圧及び前記DC-DCコンバータ回路の出力電圧に応じて前記スイッチング素子を制御するコントローラと、 を備え、 前記入力状態モニタ回路は、 前記入力側回路の異常状態を検出した場合に、前記入力電源電圧モニタ回路が出力する前記パルス信号のパルス周期を変更し、 前記コントローラは、 前記パルス周期変更を判別することにより前記入力側回路の異常状態を判別することを特徴とする入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (2件):
H02M3/28 C ,  H02M3/28 K
Fターム (16件):
5H730AA20 ,  5H730AS01 ,  5H730BB65 ,  5H730BB75 ,  5H730EE07 ,  5H730EE13 ,  5H730FD01 ,  5H730FD51 ,  5H730FG05 ,  5H730XX02 ,  5H730XX12 ,  5H730XX15 ,  5H730XX22 ,  5H730XX32 ,  5H730XX35 ,  5H730XX43
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 複数電圧出力型車両用電源装置およびその制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-141720   出願人:株式会社デンソー
  • 低リプルDC-DCコンバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-293573   出願人:学校法人君が淵学園
  • USP5291382 この入出力絶縁分離型DC-DCコンバータ装置の安全性を向上するために、装置各部の種々の電気的状態又はそれに対応する検出信号をコントローラに送信してコントローラによる上記スイッチング素子の制御に反映することが一般的に行われている。上記電気的状態の検出としては、高エネルギーであり安全要求が高い高電圧電源系の異常状態の検出が特に重要である。
審査官引用 (4件)
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