特許
J-GLOBAL ID:200903030464725387

ダイヤフラム型変換器に使用するひずみゲージ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240260
公開番号(公開出願番号):特開平7-072028
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 測定対象以外の外力の印加に起因して生じる零点変動を補正し、圧力、荷重などに正確に対応した検出信号が得られるようにする。【構成】 起歪ダイヤフラム2aの面上には、所定の扇形角度ψ1 にわたり、半径方向にグリッドが向けられた2つの中心部パターン片21-1、21-2および2つの周辺部パターン片22-1、22-2からなるひずみゲージが形成されている。中心部パターン片21と周辺部パターン片22とは、相隣る辺にそれぞれ回路接続されて、ブリッジ回路が構成される。起歪ダイヤフラム2aに測定対象以外の外力が加わったとき、2種類のパターン片21,22にそれぞれ発生する外力要因のひずみは、ブリッジ回路内で互いに相殺されるため、ブリッジ回路の出力端からは、測定対象である圧力にのみ対応した検出信号が得られる。
請求項(抜粋):
ダイヤフラム型変換器の起歪ダイヤフラムに形成するひずみゲージにおいて、前記起歪ダイヤフラムの中心領域に発生するひずみを検出するための中心部パターン片を、前記起歪ダイヤフラムの軸中心点に近接した領域で且つ前記軸中心点を中心とした所定の扇形角度の領域に、中心部パターン片のグリッドが前記軸中心点から半径方向に向うように構成すると共に、前記起歪ダイヤフラムの周辺領域に発生するひずみを検出するための周辺部パターン片を、前記起歪ダイヤフラムの周辺領域で且つ前記軸中心点を中心として前記中心部パターン片に係る扇形角度と同一の角度から成る扇形角度の領域に、この周辺部パターン片のグリッドが前記軸中心点から半径方向に向うように構成して、これら中心部パターン片と周辺部パターン片とによりゲージパターンを形成し、この2種類のパターン片をそれぞれホイートストーンブリッジ回路の隣り合う辺に電気的に接続するようにして、前記起歪ダイヤフラムに測定対象以外の外力が加わったときに、この外力に起因して生じる零点変動を補正し得るように構成したことを特徴とするひずみゲージ。
IPC (4件):
G01L 9/04 101 ,  G01G 3/14 ,  G01G 23/01 ,  G01L 7/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-035123

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