特許
J-GLOBAL ID:200903030464801288
高流動コンクリート製造時の品質制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114197
公開番号(公開出願番号):特開平9-277246
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 高流動コンクリートに所要の流動性を具備させ得るようにする。【解決手段】 ミキサ1の軸トルクを軸トルク演算器35によって求め、軸トルク演算器35からの軸トルク信号36及び設定器37からの設定信号38に基づき、混練シミュレータ39によってモルタルに添加すべき補正水19の量並びに高流動コンクリートに添加すべき補正混和剤25の量を求め、水補充制御器45により所定量の補正水19をモルタルに添加し且つ混和剤補充制御器48により所定量の補正混和剤25を高流動コンクリートに添加して、高流動コンクリートのスランプフロー値SF並びにロートタイム値RTを予め設定した値にする。
請求項(抜粋):
セメント(11)、細骨材(8)、一次水(16)、補正水(19)を混練することによりモルタルを生成させ且つ該モルタル、粗骨材(5)、混和剤(24)、補正混和剤(25)を混練することにより高流動コンクリートを生成させるミキサ(1)の軸トルクを求める軸トルク演算器(35)と、作動モードの選択、配合比、材料物性値、気温、混練量等のデータ、目標スランプフロー値(SFr)並びに目標ロートタイム値(RTr)、実測したスランプフロー(SF)値並びにロートタイム値(RT)、混練により得られるデータを学習データとして扱うか否かの選択を設定信号(38)として出力する設定器(37)と、軸トルク演算器(35)からの軸トルク信号(36)、設定器(37)からの設定信号(38)に基づきモルタルに添加すべき補正水(19)の量、高流動コンクリートに添加すべき補正混和剤(25)の量、高流動コンクリートのスランプフロー値(SF)並びにロートタイム値(RT)、モルタルに補正水(19)を添加混練した後にミキサ(1)が呈すべき目標軸トルク値(T2.1r)、高流動コンクリートに補正混和剤(25)を添加混練した後にミキサ1が呈すべき目標軸トルク値(T2.2r)を、ニューラルネットワークにより求める補正水用ニューロ機能(40)、補正混和剤用ニューロ機能(41)、スランプフロー・ロートタイム推定ニューロ機能(42)を有し且つニューロ学習したデータを記録するメモリ機能(43)を有する混練シミュレータ(39)と、該混練シミュレータ(39)からのデータ信号(44)に基づきモルタルに添加すべき補正水(19)の量を調整する水補充制御器(45)と、前記の混練シミュレータ(39)からのデータ信号(44)に基づき高流動コンクリートに添加すべき補正混和剤(25)の量を調整する混和剤補充制御器(48)とを備えてなることを特徴とする高流動コンクリート製造時の品質制御装置。
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