特許
J-GLOBAL ID:200903030469147306

多重チャンネルのための直交複素拡散方法およびそ の装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-281580
公開番号(公開出願番号):特開平11-186989
出願日: 1998年10月02日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 米国のCDMA-ONEや日本やヨーロッパのW-CDMAで提案する複素拡散方式より電力の効率側面で優れ、同位相チャンネルと直交位相チャンネルとの電力不均衡の問題を解決することができる多重チャンネルのための直交複素拡散方法及びその装置を提供する。【解決手段】 本発明の、’直交複素拡散変調’をOCQPSK(OrthogonalComplexQPSK )と命名する。本発明は、多重チャンネルのデータをチャンネル別に利得と直交ハダマード(Hadamard)シーケンスを掛け、利得と直交ハダマードシーケンスとがそれぞれ乗じた2個のチャンネルのデータを複素形態で合算し、その複素形態で合算された値と、複素形態である他の直交ハダマードシーケンスを複素乗算器から複素乗算して、同位相情報と直交位相情報との信号として出力し、多数のブロックから出力される同位相情報は、同位相情報同士に、直交位相情報は直交位相情報同士に合算した後、拡散コードによって拡散させる多重チャンネルのための直交複素拡散方法とする。
請求項(抜粋):
多重チャンネルのデータ分配した多数のブロックの中、任意のn番目のブロックにおいては、直交ハダマードシーケンスWM,n1に、n番目のブロックの一番目のデータXn1と利得αn1とが掛けられたαn1WM,n1Xn1と、直交ハダマードシーケンスWM、n2にn番目のブロックの2番目のデータXn2と利得αn2とが掛けられたαn2WM,n2Xn2を複素形態に合算し、その複素形態で合算したαn1WM,n1Xn1+jαn2WM,n2Xn2と、やはり複素形態であるWM,n3+jWM,n4を複素乗算器から複素乗算して同位相情報と直交位相情報との信号として出力し、前記多数のブロックから出力される同位相情報は同位相情報同士に、直交位相情報は直交位相情報同士に合算した後、拡散コードによって拡散させることを特徴とする多重チャンネルのための直交複素拡散方法。

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