特許
J-GLOBAL ID:200903030469896414

蒸気タービンダイヤフラムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158898
公開番号(公開出願番号):特開平7-011906
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 表面形状が3次元的な曲面を成したノズル翼を組み込んでも、製作が容易で且つノズル翼の精度を高品質に維持できるようにする。【構成】 ノズル翼1は中央部1aの表面形状が3次元曲面に形成されている。ノズル翼1の外仕切板側端部1b及び内仕切板側端部1cは、ダイヤフラム本体の半径方向に沿ってそれぞれ端面6及び7と同一形状に加工されている。そして、ノズル翼1の外仕切板側端部1bを外仕切板2の孔2Aに挿入したときは、ノズル翼1の端面6が外仕切板外周面12より内仕切板3の板厚3a分だけ突出するようにノズル翼1を余分に押し込んでおく。次に、外仕切板側端部1cを内仕切板3の孔3Aに挿入したとき、余分に押し込んでおいた前記板厚3a分だけノズル翼1を内仕切板側に戻すようにする。
請求項(抜粋):
リング状に形成された外仕切板および内仕切板の孔にノズル翼の両端部をそれぞれ嵌合して、前記ノズル翼の両端部を前記両孔に溶接するとともに、前記外仕切板の外周面に外輪を、前記内仕切板の内周面に内輪をそれぞれ溶接する蒸気タービンダイヤフラムの製造方法において、前記ノズル翼の両端部の断面形状を、外仕切板側端部では端面からの距離が前記両仕切板の板厚を加算した値と等しくなる範囲まで、内仕切板側端部では端面からの距離が前記内仕切板の板厚と等しくなる範囲まで、ダイヤフラム本体の半径方向に沿って端面と同一形状に加工しておき、前記ノズル翼の外仕切板側端部を前記外仕切板の孔に外仕切板の内周面側から挿入したとき、ノズル翼の端面が前記内仕切板の板厚分だけ外仕切板外周面より突出するようにノズル翼を余分に押し込み、次に、前記ノズル翼の内仕切板側端部を前記内仕切板の孔に内仕切板の外周面側から挿入したとき、余分に押し込んだ前記内仕切板の板厚分だけノズル翼を内仕切板側に戻し、最後に、前記ノズル翼の両端部を前記両孔に溶接することを特徴とする蒸気タービンダイヤフラムの製造方法。

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