特許
J-GLOBAL ID:200903030472422431
金属性の内部帯状体を備えた回転用、往復動用のシール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-352988
公開番号(公開出願番号):特開平11-241767
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 大変に小さな横断面を有するシールを提供する。【解決手段】 シールアセンブリ10が、シャフト26とハウジング24との間を、静止状態、回転状態及び往復動状態で密封できるように設けられている。シールアセンブリは、本体部14を有する、環の形状に形成されたシールリング12を備えている。本体部は、当該本体部から長手方向に伸長する、内側フランジ18と外側フランジ20とを備えている。ばね30が、内側フランジと外側フランジとの間に配置され、内側フランジと外側フランジとを互いから離れる方向で径方向に偏倚させて、シャフトとハウジングとの間を密封する。ばねと外側フランジとの間に配置された円形の帯状体34が、外側フランジに加えられる径方向の力を維持しており、これにより、フルオロポリマー製のシールリングの収縮にもかかわらず、ハウジング内にシールリングを保持し、シールリングとハウジングとの間を静止状態で密封できる。
請求項(抜粋):
シャフトとハウジングとの間を、静止状態、回転状態及び往復動状態で密封するのに適したシールアセンブリであって、前記シールアセンブリは、フルオロポリマーから、環の形状に形成されたシールリングを備えており、前記シールリングは本体部を有しており、前記本体部は、当該本体部から軸線方向に伸長する、内側フランジと外側フランジとを備えており、前記シールアセンブリは、また、前記内側フランジと前記外側フランジとの間に配置され、前記内側フランジと前記外側フランジとを互いから離れる方向で径方向に偏倚させて、前記シャフトと前記ハウジングとの間を密封できるようにしたばね手段と、前記ばね手段と前記外側フランジとの間に配置された円形の帯状体手段とを備えており、前記帯状体手段は、径方向外側への力を加えて、前記シールリングを回転させることなく前記ハウジング内に前記シールリングを保持させることができ、また、前記フルオロポリマー製のシールリングの収縮にもかかわらず、前記シールリングと前記ハウジングとの間を静止状態で密封させることができ、前記帯状体手段は、十分な可撓性を有しており、これにより、当該帯状体手段を通してばね力を伝達して、前記ばね手段により前記ハウジングと前記外側フランジとの間を密封できることを特徴とするシールアセンブリ。
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