特許
J-GLOBAL ID:200903030472803303

疲労き裂の発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松本 悦一 ,  椎名 彊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-102763
公開番号(公開出願番号):特開2006-312201
出願日: 2006年04月04日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
【課題】 リブの端部の応力集中部から発生する、疲労き裂の発生・進展抑止特性に優れた金属部品や金属製構造物およびそれらの製造方法を提供する。【解決手段】 厚みbの金属製の主板または主管1から、厚みtが1mm以上、高さhが3t以上で、長さlの板状の金属製リブ2が突き出ており、該リブの長さ方向の端部にリブの厚み方向に圧縮予ひずみ部3を形成したものであって、該圧縮予ひずみ部3は、板厚方向圧縮ひずみが0.5%以上25%未満であり、リブ面上に占める面積pが0.67t2以上であり、リブ長さ方向寸法kが0.5t以上3(t・b)0.5以下であり、リブ高さ方向寸法dが0.5t以上0.5h以下であり、その重心位置と前記主板または主管1との距離aが0.5h以下かつ3t以下であり、その端部からリブ長さ方向端部までの距離eがリブの厚みtより小さいものであり、前記主板または主管と交差する部分4に、圧縮残留応力が働いている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
厚みbの金属製の主板または主管1から、厚みtが1mm以上、高さhが3t以上で、長さlの板状の金属製リブ2が突き出ており、該リブの長さ方向の端部にリブの厚み方向に圧縮予ひずみ部を形成した金属部品または金属製構造物であって、該圧縮予ひずみ部3は、板厚方向圧縮ひずみが0.5%以上25%未満であり、リブ面上に占める面積pが0.67t2以上であり、リブ長さ方向寸法kが0.5t以上3(t・b)0.5以下であり、リブ高さ方向寸法dが0.5t以上0.5h以下であり、その重心位置と前記主板または主管との距離aが0.5h以下かつ3t以下であり、その端部からリブ長さ方向端部までの距離eがリブの厚みtより小さいものであり、さらに、該圧縮予ひずみにより、前記リブの長さ方向端部であって、前記主板または主管と交差する部分4に、圧縮残留応力が働いていることを特徴とする、リブ端部から主板または主管への疲労き裂の発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物。
IPC (1件):
B23K 31/00
FI (1件):
B23K31/00 F
引用特許:
出願人引用 (9件)
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