特許
J-GLOBAL ID:200903030481002577

連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230863
公開番号(公開出願番号):特開平7-060424
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 中心偏析等の内部欠陥が認められない健全で高品質の鋳片を安定製造できる連続鋳造方法を確立する。【構成】 金属の連続鋳造において、上下開放鋳型3から連続的に引抜かれてくる鋳片を、鋳型内浸漬ノズルからの溶湯吐出下降流に影響されなくなる位置において鋳片の両コ-ナ-部から多くとも鋳片幅の1/10までの範囲を加熱することにより“コ-ナ-部表面温度/幅中央部表面温度=0.95〜1.1"なる温度分布とし、その直後から対をなす鼓状ロ-ル10によって鋳片コ-ナ-部から多くとも鋳片幅の1/10までの範囲を片側最大10mmまで圧下すると共に、鋳片の 1/2厚位置における内部温度が固相率 0.1に相当する温度になるまでの間に鋳片の幅中央部を徐々に圧下して最終的に外面が平坦な矩形横断面の鋳片とした後、該鋳片の 1/2厚位置における温度が固相率 0.1〜 0.8に相当する温度となった位置において 0.5〜1.0mm/mの軽圧下を加える。
請求項(抜粋):
上下開放鋳型から連続的に引抜かれてくる鋳片を、鋳型内浸漬ノズルからの溶湯吐出下降流に影響されなくなる位置において鋳片の両コ-ナ-部から多くとも鋳片幅の1/10までの範囲を加熱することにより“コ-ナ-部表面温度/幅中央部表面温度=0.95〜1.1 ”なる温度分布となし、その直後から対をなす鼓状ロ-ルによって鋳片コ-ナ-部から多くとも鋳片幅の1/10までの範囲を片側最大10mmまで圧下すると共に、鋳片の 1/2厚位置における内部温度が固相率 0.1に相当する温度になるまでの間に鋳片の幅中央部を徐々に圧下して最終的に外面が平坦な矩形横断面の鋳片とした後、該鋳片の 1/2厚位置における温度が固相率 0.1〜0.8 に相当する温度となった位置において 0.5〜1.0mm/mの軽圧下を加えることを特徴とする、金属の連続鋳造方法。
IPC (2件):
B22D 11/20 ,  B22D 11/128 350

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