特許
J-GLOBAL ID:200903030483498510

視覚障害を持つユーザーに複数バイト文字を可聴的に出力するための方法とシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-526169
公開番号(公開出願番号):特表2002-501632
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】改良された可聴出力システムを提供し、複数バイト文字の音声の曖昧さをなくし、どの文字が出力に関係しているかを視覚障害ユーザーが特定して識別できるようにする。改良された可聴出力システムでこの曖昧さを解消するには、第二のオーディオチャンネルを使って、主オーディオチャンネル上に出力されている文字を区別する一つ以上の音を同時に出力させる。即ち、主チャンネル上に文字の表音要素を可聴的に出力させ、特徴的な音を第二チャンネル上に同時に出力させる。二つのチャンネル上の二つの音を組み合わせると、現に聴き手に出力されている文字を、曖昧さを避けて識別することになる。効果として本システムは、視覚障害のある聴き手に形の明瞭性をもたらし、似て聞こえる文字の間の意味上の差を聴き手に対して補強する。
請求項(抜粋):
スピーカーと、複数バイト文字を有するファイルと、各複数バイト文字を主 たる音と第二の音に移し換えるマッピング表を有するコンピュータシステムに おいて複数バイト文字を出力する方法であって、前記方法が、複数バイト文字 を検索するためファイルにアクセスする段階と、前記複数バイト文字に関する 主たる音を取得するために前記マッピング表にアクセスする段階であって、前 記複数バイト文字に関する前記主たる音は複数バイト文字の表音要素であり、 前記表音要素は前記複数バイト文字が話された時に作られた音であり、追加の 複数バイト文字が同じ表音要素を有しており前記複数バイト文字は前記主たる 音のみでは特定して識別されない、そのようなアクセス段階と、前記複数バイ ト文字に関する第二の音を取得するため前記マッピング表にアクセスする段階 であって、前記第二の音は前記複数バイト文字の意味を伝達し、ユーザーが前 記主たる音と前記第二の音の両方を聞いた時にユーザーが前記追加の複数バイ ト文字から前記複数バイト文字を区別できるようになる、そのようなアクセス 段階と、ユーザーに前記複数バイト文字を区別できるようにする時と実質的に 同じ時に、前記主たる音と前記第二の音をスピーカー上に出力する段階から成 ることを特徴とする方法。
IPC (4件):
G09B 21/00 ,  G06F 3/16 330 ,  G06F 17/21 568 ,  G10L 13/00
FI (4件):
G09B 21/00 A ,  G06F 3/16 330 K ,  G06F 17/21 568 Z ,  G10L 3/00 E

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