特許
J-GLOBAL ID:200903030491333172

内燃機関の吸入空気量計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-088547
公開番号(公開出願番号):特開2000-282947
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 大気圧補正を行うことなく正確に機関の吸入空気量を計測する。【解決手段】 予め標準大気状態で機関を運転し、スロットル弁開度TA、吸気圧PM、実吸入空気量GNを各機関回転数NE毎に実測し、スロットル弁全開近傍の吸気脈動による影響が吸入空気量に現れるスロットル弁開度領域以外の領域でGNとPMとの関係を求め、この関係を全スロットル弁開度領域に拡大(外挿)して基本空気量相関を求める。更に、PMとNEとからこの基本空気量相関を用いて基本空気量GN0 を算出し、各回転数、スロットル弁開度毎に実吸入空気量GNと基本空気量GN0 との比をスロットル弁開度補正係数KTAとして算出して記憶する。実際の運転中には、TA、PM、NEを計測し、PMとNEとから基本空気量相関を用いてGN0 を算出し、TAとNEとからKTAを算出する。実吸入空気量GNは、GN0 ×KTAとして算出される。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に配置されたスロットル弁の開度と、機関回転数と、スロットル弁下流側の吸気通路圧力とを検出し、検出したスロットル弁開度と機関回転数と吸気通路圧力とに基づいて機関の吸入空気量を求める内燃機関の吸入空気量計測方法であって、前記検出した機関回転数と吸気通路圧力とを用いて、予め記憶した基本空気量相関に基づいて基本空気量を求め、前記検出した機関回転数とスロットル弁開度とを用いて、予め記憶した補正係数相関に基づいてスロットル弁開度補正係数を求め、前記基本空気量と前記スロットル弁開度補正係数との積として機関の吸入空気量を算出し、前記基本空気量相関は、予め機関を所定の標準大気条件下で運転し、各機関回転数毎にスロットル弁開度を変化させたときの実際の吸入空気量と前記スロットル弁開度と前記吸気通路とを計測し、該計測した実際の吸入空気量と前記吸気通路圧力との相関を求め、各機関回転数毎にスロットル弁開度領域を、実際の吸入空気量と吸気通路圧力との間に第1の相関が成立する第1のスロットル弁開度領域と、実際の吸入空気量と吸気通路圧力との間に、同一の吸気通路圧力に対して前記第1の相関から定まる吸入空気量より実際の吸入空気量が大きくなる第2の相関が成立する、上記第1のスロットル弁開度領域より高スロットル弁開度側の第2のスロットル弁開度領域、との2つの領域に分割し、前記第1のスロットル弁開度領域における前記第1の相関を前記第2のスロットル弁開度領域に外挿し全スロットル弁開度領域に拡大することにより求められた各機関回転数毎の吸入空気量と吸気通路圧力との関係として与えられ、前記補正係数相関は、各機関回転数と各スロットル弁開度とにおける、前記実際の吸入空気量と、前記吸気通路圧力を用いて前記基本空気量相関に基づいて定まる基本空気量との比として与えられる、内燃機関の吸入空気量計測方法。
IPC (3件):
F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 366
FI (3件):
F02D 45/00 364 G ,  F02D 45/00 364 D ,  F02D 45/00 366 E
Fターム (15件):
3G084BA05 ,  3G084BA13 ,  3G084CA02 ,  3G084CA04 ,  3G084CA06 ,  3G084DA04 ,  3G084DA13 ,  3G084EB08 ,  3G084EB25 ,  3G084EC04 ,  3G084FA07 ,  3G084FA10 ,  3G084FA11 ,  3G084FA33 ,  3G084FA38
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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