特許
J-GLOBAL ID:200903030495114017

エンジンの触媒劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228831
公開番号(公開出願番号):特開平11-132093
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 触媒が大劣化と判断される直前まで無駄なく働かせるとともに、理論空燃比から外す量を安定させて中劣化と大劣化の分離精度を向上させる。【解決手段】 記憶手段41の学習値でフィードバック定数を修正手段42が修正し、この修正フィードバック定数を用いて空燃比フィードバック補正量αを算出手段24が算出し、この空燃比補正量αで基本噴射量Tpが補正される。一方、触媒下流側センサー27の出力にもとづいて空燃比を理論空燃比の側に戻す向きに記憶手段41の学習値を更新手段43が更新する。この場合に、更新手段43の更新回数が所定回数以上のとき、手段45が学習値の更新を禁止するとともに、空燃比を理論空燃比より外す向きに学習値を診断用の学習値に変更する。この診断用の学習値により理論空燃比より外れた空燃比状態で前記2つのセンサー出力を比較して触媒に劣化が生じたかどうかを判定手段29が判定する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転条件に応じて基本噴射量を算出する手段と、触媒上流側の排気中の酸素濃度に応じた出力をするセンサーと、この上流側センサーの出力にもとづいてフィードバック定数を算出する手段と、このフィードバック定数に対する学習値を記憶する手段と、この記憶手段から読み出される学習値で前記フィードバック定数を修正する手段と、この修正されたフィードバック定数を用いて空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、この空燃比フィードバック補正量で前記基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量の燃料を吸気管に供給する手段と、前記触媒下流側の排気中の酸素濃度に応じた出力をするセンサーと、この下流側センサーの出力にもとづいて空燃比を理論空燃比の側に戻す向きに前記記憶手段の学習値を更新する手段と、この更新手段による更新回数が所定回数以上かどうかを判定する手段と、この判定結果より更新回数が所定回数以上のとき、前記更新手段による学習値の更新を禁止するとともに、空燃比を理論空燃比より外す向きに前記記憶手段から読み出される学習値を診断用の学習値に変更する手段と、この診断用の学習値により理論空燃比より外れた空燃比状態で前記2つのセンサー出力を比較して触媒に劣化が生じたかどうかを判定する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの触媒劣化診断装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 340 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14
FI (7件):
F02D 45/00 368 G ,  F02D 45/00 340 D ,  F01N 3/20 ZAB C ,  F02D 41/14 310 B ,  F02D 41/14 310 F ,  F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/14 310 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-303148

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