特許
J-GLOBAL ID:200903030496855681

配管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038788
公開番号(公開出願番号):特開平8-233180
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 管が可撓性材料で構成された配管用継手において、より安価な配管用継手を提供すること。【構成】 管7の先端は継手本体1の小径孔3に嵌入しており、シール部材9は段差部4と環状の凸部8とに挟止されている。保持部材10の本体部11は継手本体1端部に接し、橋部12はスリット6に嵌合し、爪部13は窓5に嵌入し、爪部13の前端が凸部8後面に係止し、爪部13の後端が窓5に係止している。爪部13の凸部8後面と窓5との係止により管7は継手本体1内に保持されて、管7の継手本体1内の保持によりシール部材9は継手本体1内に保持されている。
請求項(抜粋):
円筒状で内周に大径孔と小径孔とを備える継手本体と、外周上に環状の凸部を形成した可撓性を有する管と、前記継手本体の大径孔内周上と同継手本体内に挿入された前記管の外周上との間に設けられ前記継手本体内周の大径孔と小径孔との段差部と前記凸部前面とで挟止される環状のシール部材と、前記継手本体端部に組付けられ且つ前記管の凸部後面と継手本体とに係止し前記管を前記継手本体内に保持する保持部材とを備えた配管用継手において、前記大径孔と前記凸部の外径とは略等しくし、前記小径孔と前記管の外径とは略等しくし、前記継手本体の端部から所定距離を隔てた位置に同本体の周方向に沿って複数の窓を形成し、該窓から前記継手本体端部に延びるスリットを設け、前記保持部材を、前記継手本体の外径と等しい外径を有した円筒状の本体部と、該本体部から延設され前記スリットに嵌合する橋部と該橋部に繋がり前記窓に嵌入し前記管の凸部後面と前記窓とに係止する爪部とを有する複数の保持部とから成る形状に可撓性材料で構成し、前記継手本体に前記シール部材を挿入すると、該シール部材は前記大径孔を進み前記段差部で係止し、前記保持部材を前記保持部側から前記継手本体に組付けると、前記保持部材本体部は前記継手本体端部に接し、前記保持部材保持部の橋部は前記スリットに嵌合し、前記保持部材保持部の爪部は前記窓に嵌入して同爪部の後端が同窓に係止し、前記管を前記継手本体に挿入すると、前記管は前記シール部材に嵌入し、前記管の先端は前記小径孔に嵌入し、前記段差部と前記凸部とで前記シール部材を挟止し、前記爪部の前端が前記管の凸部後面に係止し、前記爪部の前記窓と前記管の凸部後面との係止により前記管が前記継手本体内に保持されるとともに、前記管の前記継手本体内の保持により前記段差部と前記凸部前面とで挟止された前記シール部材が前記継手本体内に保持されるようにしたことを特徴とする配管用継手。

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