特許
J-GLOBAL ID:200903030498109014

殺菌処理の有効性を迅速に決定するためのインテグレーターシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-091805
公開番号(公開出願番号):特開2006-280933
出願日: 2006年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】医療用具類の滅菌プロセスの有効性を決定するための迅速な検査法を提供する。【解決手段】酸化的滅菌プロセスの有効性は、一級アミンまたはアルデヒドインジケーター化学物質を有する基質を酸化的殺菌剤に曝露して決定する。酸化的殺菌剤は、インジケーター化学物質と反応する。曝露後に残ったインジケーター化学物質量は、インジケーター化学物質を色素前駆化学物質と反応させ、発色生成物を形成して決定する。基質上に残ったインジケーター化学物質量は、発色生成物の色の強度から決定される。残ったインジケーター化学物質量は、殺菌処理の有効性の目安である。色素前駆物質は、インジケーター化学物質が一級アミンある場合、アルデヒドであり、アルデヒドである場合、一級アミンである。殺菌プロセスの有効性の決定を目的とするインテグレーターは、基質およびインジケーター化学物質を含み、インジケーター化学物質は、一級アミンまたはアルデヒドである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
酸化的殺菌プロセスの有効性を迅速に決定する方法において、 前記方法が、 基質上に既知量の第1化学物質を有する基質を提供する段階であって、前記第1化学物質が、一級アミン、一級アミン混合物、アルデヒドおよびアルデヒド混合物から成る群から選択され、前記第1化学物質が、第1色を有する、段階と、 既知量の前記第1化学物質を有する前記基質を酸化的殺菌剤に曝露し、それによって、前記第1化学物質の既知量を第1化学物質の最終量まで減少させる段階と、 前記第1色を発する最終量の前記第1化学物質を有する前記基質を第2色を有する第2化学物質と接触させ、それによって、第3色を有する第3化学物質を生成する段階であって、前記第3色が強度を有し、前記第3色の強度が、前記基質上の前記第1化学物質の最終量と関連し、前記第1化学物質がアルデヒドおよびアルデヒド混合物から成る群から選択される化学物質である場合、前記第2化学物質が、一級アミンおよび一級アミン混合物から成る群から選択される化学物質であり、前記第1化学物質が一級アミンおよび一級アミン混合物から成る群から選択される化学物質である場合、前記第2化学物質が、アルデヒドおよびアルデヒド混合物から成る群から選択される化学物質である、段階と、 前記第3色の強度を測定する段階と、 前記第3色の強度から前記殺菌プロセスの有効性を決定する段階と、 を含む方法。
IPC (1件):
A61L 2/26
FI (1件):
A61L2/26 C
Fターム (12件):
4C058AA12 ,  4C058BB06 ,  4C058BB07 ,  4C058DD14 ,  4C058DD15 ,  4C058EE26 ,  4C058JJ06 ,  4C058JJ12 ,  4C058JJ14 ,  4C058JJ15 ,  4C058JJ16 ,  4C058KK06

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