特許
J-GLOBAL ID:200903030501240020

目地材及びその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325333
公開番号(公開出願番号):特開平11-140997
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 建築物の壁面外装材の内側から施工することができるような目地材及びその施工方法を提案する。【解決手段】 目地基材6と、シーリング材8と、芯材10とを備える。目地基材6は、連結板18に外装板19を連設し、側板14の外側面にシール舌片20a,20bを突設する。シール舌片20a.20b間に孔22を穿設する。両側板14の口部16から両側に係止鍔部23を突出させる。シーリング材8は空間S1に圧出充填されてシールするに十分な量を有する。芯材10は、芯部10Aが目地基材6の連結板18に達しない長さを有し、頭部10Bを目地基材6の係止鍔部23に当接する鍔板として断面略T字形に形成する。シール舌片20aと目地基材6の係止鍔部23との間に、空間S1に充填されたシーリング材8の残りが流入する空間S2を形成する。目地基材6に、孔22及び側板14間の口部16を覆う封止部材を被着する。
請求項(抜粋):
合成樹脂からなる左右の側板及びそれらの先端を連結する連結板により断面略U字形に成形された目地基材と、該目地基材における両側板間に充填された、流動性及び粘性を有するシーリング材と、上記目地基材の両側板間に圧入される芯材とを備え、建築物の壁面外装材の目地溝を該建築物の内側からシールする目地材であって、上記目地基材は、連結板に、両翼端部が目地溝の内側壁に摩擦接触して目地溝の外装面を構成する軟質の外装板を連設すると共に、左右の側板の外側面に、先端が目地溝の内側面に摩擦接触する少なくとも2つの軟質のシール舌片をそれぞれ突設し、両側板におけるそれらのシール舌片間に多数の孔を穿設し、且つU字形に連結した両側板の口部から両側に建築物の壁面外装材の接合部の内角部に当接する係止鍔部を突出させることにより構成し、上記シーリング材は、目地基材の両側板における一対のシール舌片と目地溝の内側壁とで囲繞される空間に圧出充填されてシールするに十分な量を有し、上記芯材は、目地基材の両側板間に圧入される芯部が、該目地基材の連結板に達しない程度の長さを有し、且つ頭部を上記目地基材における係止鍔部に当接する鍔板とすることにより断面略T字形に形成し、上記目地基材における目地溝の口部側のシール舌片と目地基材の係止鍔部との間には、側板間への芯材の圧入時に上記空間に充填されたシーリング材の残りが、目地溝の口部側のシール舌片を押し広げて流入する空間を形成し、上記目地基材に、上記孔及び両側板間の口部を覆ってシーリング材の流出を抑止する封止部材を被着した、ことを特徴とする目地材。
IPC (3件):
E04B 1/684 ,  E04B 1/682 ,  E04F 13/08
FI (3件):
E04B 1/68 E ,  E04F 13/08 Y ,  E04B 1/68 L

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