特許

J-GLOBAL ID：200903030504702911

膵癌治療剤

発明者： 高後 裕 ,  浦 等 ,  長井 幸三 ,  森山 雅美
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-021768
公開番号（公開出願番号）：特開平10-218764
出願日： 1997年02月04日
公開日（公表日）： 1998年08月18日
要約：

【要約】【課題】膵癌細胞に対するアポトーシスを誘導させることによる膵癌治療剤の提供することにある。【解決手段】ファルネシルアミン、ゲラニルゲラニルアミンまたはそれらの誘導体を有効成分とする膵癌治療剤であり、その具体的態様としては、ファルネシルアミン、ゲラニルゲラニルアミンまたはそれらの誘導体の有効量を膵癌細胞に反応させることにより、膵癌由来のK-rasオンコジーンの突然変異能を有する膵癌細胞に対して、翻訳後修飾の段階におけるC-末端配列でのCys残基における、ファルネシル基あるいはゲラニルゲラニル基の導入を阻害し、活性型ras蛋白の癌化能を消失させることにより、膵癌を治療する治療剤。

請求項（抜粋）：

ファルネシルアミン、ゲラニルゲラニルアミンまたはそれらの誘導体を有効成分とする膵癌治療剤。

IPC (2件)：

A61K 31/13 ADU ,  A61K 31/13 ADS

FI (2件)：

A61K 31/13 ADU ,  A61K 31/13 ADS