特許
J-GLOBAL ID:200903030508556910

文字認識方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-006956
公開番号(公開出願番号):特開平6-215197
出願日: 1993年01月19日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】各種の書体(フォント)を使用した文字画像を、高速かつ高精度に認識する文字認識装置を提供する。【構成】文字画像が入力されると、前処理部105で形状の特徴抽出等が行なわれる。この特徴により、大分類部110でK1個の文字候補に絞り、中分類部120でK2個の候補に絞り、細分類部175で1個に絞る。この中分類部120において、まず辞書160により入力画像とK1個の候補との類似度を算出部125で算出し、上位K2個の候補を選択する。次に、辞書160とは異なる辞書165により、入力画像とK2個の候補との類似度を算出部135で算出し、上位K2個の候補を選択する。最後に、相互評価部145で、算出部125,135による類似度のうちの上位K2個の候補を選択し、中分類部120での候補とする。
請求項(抜粋):
文字の特徴データを格納した辞書を備え、入力された文字画像の特徴を抽出手段により抽出し、抽出された前記文字画像の特徴を前記辞書に格納された特徴データと照合し、前記照合結果に基づいて前記画像の文字を認識し、表示手段を備えて、前記表示手段に認識結果である文字を表示する文字認識装置において、前記入力された画像に対する文字の候補をK1個選択する第1の分類手段と、前記K1個の文字の候補から、前記K1個より少ない数であるK2個の文字の候補を選択する第2の分類手段と、前記K2個の文字の候補から、1つの候補を選択する第3の分類手段と、を備え、前記第2の分類手段において、文字の複数の類似した書体あるいは単一の書体の形状の特徴を文字データとして有する第1の辞書と、前記文字画像から抽出された特徴と、前記K1個の文字の候補に対応する前記第1の辞書の文字データとの類似度を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された類似度に基づいて、前記K2以下のK3個の文字を候補として選択する第1の選択手段と、文字の複数の類似した書体あるいは単一の書体の形状の、前記第1の辞書とは異なる特徴を文字データとして有する第2の辞書と、前記文字画像から抽出された特徴と、前記K3個の文字の候補に対応する前記第2の辞書の文字データとの類似度を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段により算出された類似度に基づいて、前記K3以下のK4個の文字を候補として選択する第2の選択手段と、前記第1および第2の選択手段により選択された(K3+K4)個の文字の候補から、前記第1および第2の算出手段により算出された類似度に基づいて、K2個の文字を候補として選択する第3の選択手段と、を備えることを特徴とする文字認識装置。
IPC (2件):
G06K 9/70 ,  G06K 9/62

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