特許
J-GLOBAL ID:200903030515608429

摩擦材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-354206
公開番号(公開出願番号):特開2000-178536
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】自動車用ブレーキ装置等に使用される摩擦材の摩擦摩耗特性の改良。【解決手段】基材成分を熱硬化性樹脂で結着成形してなる摩擦材において、基材成分として、チタン酸アルカリ土類金属 RTiO 3 〔R:Mg,Ca,Sr,Ba 〕の結晶粒と、オクトチタン酸塩 A X M Y Ti 8-Y O 16〔A:アルカリ金属元素,Ba、M:Al,Fe,Cr,Ga,Mg,Co,Ni,Cu,Zn, X =0.5 〜3, Y =X/2 (Mが2価元素の場合),Y =X ( Mが3価元素の場合 〕の結晶粒とが結合した複合結晶粒子からなる複合チタン化合物粉末を含有している。複合結晶粒子の結晶相構成は、チタン酸アルカリ土類金属の結晶/オクトチタン酸塩の結晶の量比(モル比):1/0.1〜1/0.2が望ましく、粒径は10〜100 μmの範囲が好ましい。この摩擦材は、上記2種の結晶相が結合した粒子構造の効果として、高摩擦係数を安定に保持し、かつ高耐摩耗性・対面損傷性に優れた摩擦摩耗特性を発現する。
請求項(抜粋):
基材成分を熱硬化性樹脂で結着成形してなる摩擦材において、基材成分として、式:RTiO3〔式中,Rは、Mg,Ca, Sr,Baから選ばれる1種ないし2種以上の元素〕で表されるチタン酸アルカリ土類金属の結晶粒と、式: AX MY Ti8-Y O16〔式中,Aは、アルカリ金属元素およびBaから選ばれる1種ないし2種以上の元素、Mは、Al, Fe,Cr, Ga,Mg,Co,Ni,Cu,Znから選ばれる1種ないし2種以上の元素、X =0.5〜3、Y =X/2 (Mが2価元素の場合),Y =X ( Mが3価元素の場合 〕で表されるホランダイト型オクトチタン酸塩の結晶粒とが結合した複合結晶粒子からなる複合チタン化合物粉末を配合されていることを特徴とする摩擦材。
IPC (5件):
C09K 3/14 520 ,  C09K 3/14 ,  C01G 23/00 ,  C08J 5/14 ,  F16D 69/02
FI (5件):
C09K 3/14 520 C ,  C09K 3/14 520 L ,  C01G 23/00 B ,  C08J 5/14 ,  F16D 69/02 C
Fターム (29件):
3J058BA01 ,  3J058BA41 ,  3J058BA55 ,  3J058BA67 ,  3J058BA76 ,  3J058FA01 ,  3J058FA11 ,  3J058FA21 ,  3J058FA24 ,  3J058FA31 ,  3J058FA35 ,  3J058GA02 ,  3J058GA22 ,  3J058GA82 ,  3J058GA92 ,  3J058GA93 ,  4F071AA03 ,  4F071AB20 ,  4F071AD06 ,  4F071DA01 ,  4F071DA02 ,  4F071DA05 ,  4F071DA11 ,  4G047CA06 ,  4G047CA07 ,  4G047CB04 ,  4G047CC03 ,  4G047CD03 ,  4G047CD07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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