特許
J-GLOBAL ID:200903030515756592

2段式遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533648
公開番号(公開出願番号):特表平11-505309
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】第1の段において、第1のピニオン(12)が、第2のキャリア(4)へ係合した第1のキャリア(4)の第1の遊星歯車(13)と噛合い、第2段において、第2のキャリア(3)の第2の遊星歯車(7)が一方で第1のキャリア(4)によって形成された第2のピニオン(14)と、他方で伝動装置ケーシング(1)によって形成された第2のリング歯車(8)と噛合い、第2のキャリア(3)がこれの遊星歯車(7)の各側方で伝動装置ケーシング(1)内に転動支承される形式の、定置の伝動装置ケーシングを備えた2段式遊星歯車装置を簡単に製作でき、支承傾倒剛性を有し、並びに低騒音で運転されるように構成する。そのためには第2のキャリア(3)がコンパクトな1部分であり、第2の端面側(B)に設けられた転がり軸受(2)用固定ストッパを備え、かつ第2のキャリア(3)の転がり軸受(2)が伝動装置ケーシング(1)の第1の端側(A)上で第2のキャリア(4)へ作用する締付け装置(11)によって締付けられることを特徴とする。
請求項(抜粋):
定置の伝動装置ケーシングを備えた2段式遊星歯車装置であって、 第1段において、第1のピニオン(12)が回転可能に支承された第1のキャリア(4)の第1の遊星歯車(13)と噛合い、 第1のキャリア(4)の第1の遊星歯車(13)が伝動装置ケーシング(1)内に回転可能に転動支承された第2のキャリア(3)の第1のリング歯車(9)として構成された領域へ係合し、 第2段において、第2のキャリア(3)の第2の遊星歯車(7)が一方で第1のキャリア(4)によって形成された第2のピニオン(14)と、他方で伝動装置ケーシング(1)によって形成された第2のリング歯車(8)と噛合い、 駆動ないしは被駆動が第1のピニオン(12)ないしは第2のキャリア(3)を介して行われ、 第1のピニオン(12)を介しての駆動において伝動装置は減速され、 減速機能において駆動が第1の端面側(A)を介し、被駆動が第2の端面側(B)を介して、かつ増速機能において逆に行われるようになっており、 第2のキャリア(3)がその遊星歯車(7)の各側方で伝動装置ケーシング(1)内で各1つの転がり軸受(2)を介して支承される形式のものにおいて、 第2のキャリア(3)が唯一の部材から製作されていて、第2の端面側(B)に設けられた、伝動装置ケーシング(1)内に支持された隣接の転がり軸受(2)のための固定のストッパを備え、かつ第2のキャリア(3)の両転がり軸受(2)が伝動装置ケーシング(1)の第1の端面側(A)で第2のキャリア(3)に作用する締付け装置(第1のリング歯車9の所の締付けリング11)によって締付けられることを特徴とする、2段式遊星歯車装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-209038
  • 特開平3-209038
  • 特開昭56-134620
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