特許
J-GLOBAL ID:200903030522817696

制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-141438
公開番号(公開出願番号):特開平5-107267
出願日: 1991年05月17日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】マイクロコンピュータによる制御動作が、リセット後に実行される初期診断によって中断されるのを避けることができる制御システムを提供する。【構成】パワーオンリセットの場合には、RAMの全領域のデータが消滅しており、特定エリアRAM(X)に蓄積されていた特定データAAHも消滅している。したがって、特定エリアRAM(X)に特定データAAHが蓄積されているか否かを判断すれば(ステップ102)、否定判断になる。この場合、制御システムの初期診断(ステップ103〜106)を行った後で、制御対象を制御する(ステップ111)。これに対して、ソフトリセット等の場合には、RAMの特定エリアRAM(X)に特定データAAHを蓄積した状態が維持されている。したがって、(ステップ102)では肯定判断になる。この場合には、制御システムの初期診断を行わず、制御対象の制御に進む(ステップ111)。
請求項(抜粋):
マイクロコンピュータと、マイクロコンピュータをリセットするための指令信号を出力するリセット手段とを備えた制御システムであって、このマイクロコンピュータが、(a)RAMと、(b)上記リセット指令信号に応答してマイクロコンピュータのイニシャライズを実行するイニシャライズ手段と、(c)上記イニシャライズ後に制御システムの初期診断を行う初期診断手段と(d)制御対象の制御を行う制御手段とを備えた制御システムにおいて、さらにマイクロコンピュータが次の構成を備えていることを特徴とする制御システム。(e)上記初期診断後にRAMの上記特定エリアに特定データを書き込む書き込み手段。(f)上記イニシャライズ後にRAMの特定エリアに特定データが記憶されているか否かを判断し、否定判断の場合にのみ初期診断手段による初期診断を実行させ、肯定判断の場合にはこの初期診断をパスさせる判断手段。
IPC (5件):
G01P 21/00 ,  B60R 16/02 ,  B60R 21/32 ,  G01P 15/00 ,  G08B 21/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-055621

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