特許
J-GLOBAL ID:200903030523186738

雑音除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315306
公開番号(公開出願番号):特開平8-172551
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 映像信号の動き量に応じて、さらに映像信号に含まれる雑音振幅、映像信号の信号振幅、または信号レベルに応じて帰還量を調整することで、映像信号の質に応じた雑音除去を行う。【構成】 入力映像信号に応動した信号を遅延させる手段11と、その出力と入力映像信号との差分信号を得る手段12と、その差分信号に対して直交変換を施す手段14と、その出力から雑音を抽出する非線形処理手段15と、その出力に直交逆変換を施す手段16と、その出力を減衰させる手段18と、入力映像信号から減衰手段18の出力を減算する手段19と、直交変換手段14の出力に基づいて動き量を決定する手段20と、差分信号から雑音の振幅を検出する手段33と、動き量と雑音振幅に基づいて非線形処理手段15を制御する手段31と、動き量と雑音振幅に基づいて減衰器18を制御する手段32とを備える。
請求項(抜粋):
入力映像信号に応動した信号を遅延させる遅延手段と、前記入力映像信号と前記遅延手段の出力信号との差分信号を得る第一の減算手段と、前記第一の減算手段により得られた前記差分信号に対して直交変換を施す直交変換手段と、前記直交変換手段の出力に対して非線形処理を施す非線形処理手段と、前記非線形処理手段の出力に対して、前記直交変換手段における直交変換に対する逆変換である直交逆変換を施す直交逆変換手段と、前記直交逆変換手段の出力を減衰させる減衰手段と、前記入力映像信号と前記減衰手段の出力信号との差分信号を得る第二の減算手段と、前記直交変換手段の出力に基づいて動き量を決定する動き量決定手段と、前記差分信号から前記入力映像信号に含まれる雑音の振幅を検出する雑音振幅検出手段と、前記動き量決定手段の出力と前記雑音振幅検出手段の出力の少なくとも一方に基づいて、前記非線形処理手段での非線形処理のいき値を制御する第一の制御手段と、前記動き量決定部の出力と前記雑音振幅検出手段の出力の少なくとも一方に基づいて前記減衰手段での減衰量を制御する第二の制御手段とを備え、前記第二の減算手段の出力信号は前記遅延手段により遅延され、前記第二の減算手段の出力信号を雑音が除去された信号として取り出すとともに、前記動き量決定手段が、前記直交変換手段の出力の絶対値を算出するk個(kは自然数)の第一〜第kの絶対値算出手段で構成された雑音除去装置。

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