特許
J-GLOBAL ID:200903030524385998

熱転写記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-318459
公開番号(公開出願番号):特開平6-015959
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 熱転写シートと被転写体との組合せで通常の熱転写記録を行ない、耐アイロン性や耐洗濯性に良好な画像が得られる熱転写記録方法を提供する。【構成】 熱転写インク層を有する熱転写シートと布を支持体としその上に受容層を設けた被転写体とを、それらインク層と受容層とが接するようにして、重ねて熱転写記録する方法において、(1)インク層の結着樹脂及び受容層の樹脂としてSP値が9.6〜14.2√(cal/cm3)のものを用いる、(2)感熱記録ヘッドの押圧を500〜2000g/cmとする、(3)印字中及び印字後の被転写体シートの引張りテンションを30〜150g/cm、印字中及び印字後の熱転写体の引張りテンションを30〜1000g/cmとする、(4)印字後の熱転写シートと被転写体とを引き剥がすまでの距離を少なくとも10mmとする、の条件を充たすようにする。
請求項(抜粋):
支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とするインク層を設けた熱転写シートと、布を支持体としその上に樹脂を主成分とする受容層を設けた被転写体とを組合せて、それらインク層及び受容層が互いに接した状態にして感熱記録ヘッドにより熱転写を行なう方法において、該インク層及び該受容層における樹脂のSP値が9.6〜14.2√(cal/cm3)であるものを用い、該感熱記録ヘッドの押圧を500〜2000g/cmとして熱転写記録が行なわれ、その熱転写後はインク層と受容層とが10mm以上の距離を接して移動された後該熱転写シートと該被転写体とが引き剥がされ、かつ、該熱転写シートは引張りテンション30〜150g/cmで巻きとられ、同時に、該被転写体は引張りテンション30〜1000g/cmで巻き取られるかカットされることを特徴とする熱転写記録方法。

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