特許
J-GLOBAL ID:200903030531121041

エチレン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277355
公開番号(公開出願番号):特開平6-128331
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 高温、高圧下において、高活性でかつランダム性に優れたエチレン共重合体を得る。【構成】 触媒の存在下に125°C以上の温度、200kg/cm2 以上の圧力下においてエチレンと炭素数3以上のα-オレフィン共重合させる方法において、成分(A) 塩化チタン化合物とテトラヒドロフランからなる固体錯体化合物と成分(B) 塩化マグネシウムとテトラヒドロフランからなる固体錯体化合物の混合物を成分(C) ハロゲン化炭化水素で処理し、次いで成分(D) ルイス酸性化合物で処理することによって得られる固体触媒成分と有機アルミニウム化合物からなる触媒系を用いることを特徴とするランダム性に優れたエチレン共重合体を製造する方法。
請求項(抜粋):
チーグラー型触媒の存在下にエチレンと炭素数3以上のα-オレフィンを125°C以上の温度、200kg/cm2 以上の圧力下で高圧イオン重合させる際に、成分(A) 塩化チタン化合物とテトラヒドロフランからなる固体錯体化合物と成分(B) 塩化マグネシウムとテトラヒドロフランからなる固体錯体化合物の混合物に、成分(C) ハロゲン化炭化水素を加え、成分(A)のみを選択的に溶解した懸濁液を、成分(D) AlR(3-a) Xa (Rは炭素原子数14以下のアルキル基、Xはハロゲン原子であり、aは1、2または3である)で表わされるルイス酸性化合物で処理することによって得られる固体触媒成分と有機アルミニウム化合物からなる触媒系を用いることを特徴とする密度が0.89〜0.93の重合体の示差走査熱分析(DSC)で示される融点が80〜110°Cおよび110〜130°Cの温度領域にそれぞれ少なくとも1個有するエチレン共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F210/16 MJP ,  C08F 4/658 MFG

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