特許
J-GLOBAL ID:200903030542234930

対話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-175570
公開番号(公開出願番号):特開2006-349954
出願日: 2005年06月15日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 再入力が行われる場合を想定して対話シナリオを記述しなくても、ユーザの再入力を適切に処理する対話システムを提供する。 【解決手段】 対話システムにおいて、遷移前の状態を記憶する再入力可能状態記憶部109と、遷移前の状態に割り当てられた認識候補集合を記憶する再入力用認識候補集合記憶部110とを設ける。ユーザ入力があったとき、そのときの状態に対応付けられた前記認識候補集合と、再入力用認識候補集合記憶部110の認識候補集合との両方を参照して認識語彙候補を決定する。決定した認識語彙候補が、再入力用認識候補集合記憶部110の認識候補集合に記述された認識語彙候補であった場合、再入力可能状態記憶部109に記憶された状態を、次に遷移すべき状態として決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ユーザ入力を受け付ける入力部と、 ユーザへ情報を提示する出力部と、 前記入力部および出力部を介したユーザとの対話に応じた状態遷移モデルが記述された対話シナリオを記憶する対話シナリオ記憶部と、 前記対話シナリオに記述された状態遷移モデルに基づき、前記入力部からのユーザ入力に応じて、遷移すべき状態を決定する状態管理部と、 現在の状態を記憶しておく現状態記憶部と、 前記状態管理部によって決定された状態に割り当てられた処理を実行する処理実行部と、 前記状態遷移モデルの状態のそれぞれに対して想定されるユーザ入力の認識語彙候補が記述された認識候補集合を、前記状態遷移モデルの各状態に対応付けてあらかじめ記憶する認識候補集合記憶部と、 次の状態へ遷移する際に、遷移前の状態を記憶しておく再入力可能状態記憶部と、 次の状態へ遷移する際に、遷移前の状態に割り当てられた認識候補集合を記憶しておく再入力用認識候補集合記憶部と、 ユーザ入力があったとき、そのときの状態に対応付けられた前記認識候補集合と、前記再入力用認識候補集合記憶部に記憶された認識候補集合との両方を参照し、前記ユーザ入力に該当する認識語彙候補を決定する認識処理部とを備え、 前記認識処理部が決定した認識語彙候補が、前記再入力用認識候補集合記憶部に記憶された認識候補集合に記述された認識語彙候補であった場合、前記状態管理部が、前記再入力可能状態記憶部に記憶された状態を、遷移すべき状態として決定することを特徴とする対話システム。
IPC (2件):
G10L 15/22 ,  G06F 3/16
FI (3件):
G10L3/00 571U ,  G06F3/16 320H ,  G10L3/00 571V
Fターム (1件):
5D015LL02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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