特許

J-GLOBAL ID：200903030543863582

水性顔料分散体

発明者： 遠藤 篤
出願人/特許権者： 東洋インキ製造株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-297864
公開番号（公開出願番号）：特開平5-112748
出願日： 1991年10月18日
公開日（公表日）： 1993年05月07日
要約：

【要約】【目的】 有機顔料を含む水性分散体において、流動性に優れ、貯蔵安定性が良好であり、得られる皮膜の光沢と着色力に優れる水性顔料分散体を提供する。【構成】 有機顔料、該有機顔料に対して0.1〜30重量%の4級アミン塩含有有機色素誘導体及び水性樹脂からなる水性顔料分散体であって、特にアクリル共重合系樹脂、スチレン-アクリル共重合系樹脂、スチレン-マレイン酸共重合系樹脂等の水性樹脂分散体に対して良好な分散性を示す水性樹脂分散体。

請求項（抜粋）：

有機顔料、該有機顔料に対して0.1〜30重量%の下記一般式(1)で表される有機色素誘導体及び水性樹脂からなる水性顔料分散体、一般式(1)P-〔X-N(R)-Y-Z〕n (但し、式中、Pは有機色素残基、XはS、C、N、O、Hから選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理的な組み合わせからなる2価の結合基、RはH又は炭素数1〜18のアルキル基又はY-Z、Yは炭素数1〜6であって水酸基で置換されていてもよいアルキレン基、ZはN+ (R1,R2 ,R3 )・A- 又は【化1】であり、R1 ,R2 ,R3 はそれぞれ独立に炭素数1〜14であって水酸基またはカルボキシル基で置換されていてもよいアルキル基(但し、R1 ,R2 ,R3 のうち2個はN又はOを含んでもよいヘテロ環を形成していてもよい。)又はベンジル基、A- はアニオン、R4 は炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜3の整数を表わす。)。

IPC (3件)：

C09D 17/00 PUJ ,  C09B 67/46 ,  C09D 11/02 PTF