特許
J-GLOBAL ID:200903030544094132

電圧制御通過帯域可変フィルタ、電圧制御共振周波数可変共振器およびそれらを用いる高周波回路モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138812
公開番号(公開出願番号):特開平10-335903
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 無線通信機器の高周波回路などに使用され、非線形誘電体材料から成る絶縁層32上にパターン形成される電圧制御通過帯域可変フィルタ31において、層数を削減する。【解決手段】 前記絶縁層32の上面に形成する導体パターン33において、λ/4共振器41,42の開放端部41b,42b側に可変容量形成部45,46を形成し、基端部41a,42a側を大面積の高周波接地用容量形成部47,48に接続する。これによって、可変容量形成部45,46の領域の絶縁層32は可変容量コンデンサとして機能する。また、高周波接地用容量形成部47,48は大面積であるので、高周波的に接地されていることになり、それから延設される制御電圧印加端子49への高周波信号の流込みおよび妨害信号の流入を防止して、フィルタ動作を実現することができる。こうして地板34を含めた3層構造とする。
請求項(抜粋):
制御電圧を変化することによって通過帯域を変化させることができる電圧制御通過帯域可変フィルタにおいて、印加される電界の強度に対応して非線形に比誘電率が変化する非線形誘電体材料から成る絶縁層と、前記絶縁層の一方表面に形成される導体パターンであって、λ/4共振器と、前記λ/4共振器に隣接して形成され、高周波信号の入出力端子となる結合ラインと、前記λ/4共振器の開放端側に形成され、制御電圧が印加される容量形成部と、前記λ/4共振器の基端側に形成される大面積の高周波接地用容量形成部とを備える、そのような導体パターンと、前記絶縁層の他方表面に形成される地板とを含み、前記容量形成部と、前記地板の該容量形成部に対向する領域と、それらに挟まれる絶縁層とによって可変容量コンデンサを形成することを特徴とする電圧制御通過帯域可変フィルタ。
IPC (2件):
H01P 1/203 ,  H04B 1/40
FI (2件):
H01P 1/203 ,  H04B 1/40

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