特許
J-GLOBAL ID:200903030546536620
電源回路装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 峰 隆司
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-085714
公開番号(公開出願番号):特開2008-243728
出願日: 2007年03月28日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】2つの燃料電池を用いて所望の出力電力を安定して得ることが可能な電源回路装置を実現する。【解決手段】スイッチング電源回路11は、燃料電池101の出力電流値が基準電流値Iref’1に一致するように燃料電池101の出力電流値を一定に制御するという定電流制御モードで動作する。スイッチング電源回路12は、スイッチング電源回路11の出力に並列接続されており、燃料電池102の出力電流値が基準電流値Iref’2に一致するように燃料電池102の出力電流値を一定に制御するという定電流制御モードで動作する。Iref’1, Iref’2は初期状態においては同一値であるが、2つの燃料電池101,102の出力電圧に差が生じると、燃料電池101,102の出力電圧値が相等しくなるように基準電流値Iref’1,Iref’2の一方が増加させ、他方が減少される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1および第2の燃料電池から出力電力を生成する電源回路装置であって、
前記第1の燃料電池と前記電源回路装置の出力端子との間に結合された第1のスイッチング電源回路であって、第1のスイッチング素子と、前記第1の燃料電池の出力電流値を検出する第1の出力電流検出部と、前記第1のスイッチング素子をスイッチング制御するための第1のパルス幅変調信号を出力すると共に、前記第1の出力電流検出部によって検出された出力電流値と第1の基準電流値との間の差分値に基づいて、前記第1の出力電流検出部によって検出された出力電流値が前記第1の基準電流値に一致するように前記第1のパルス幅変調信号のデューティ比を制御する第1のスイッチング制御部とを含む、第1のスイッチング電源回路と、
前記第2の燃料電池と前記電源回路装置の出力端子との間に結合された第2のスイッチング電源回路であって、第2のスイッチング素子と、前記第2の燃料電池の出力電流値を検出する第2の出力電流検出部と、前記第2のスイッチング素子をスイッチング制御するための第2のパルス幅変調信号を出力すると共に、前記第2の出力電流検出部によって検出された出力電流値と第2の基準電流値との間の差分値に基づいて、前記第2の出力電流検出部によって検出された出力電流値が前記第2の基準電流値に一致するように前記第2のパルス幅変調信号のデューティ比を制御する第2のスイッチング制御部とを含む、第2のスイッチング電源回路と、
前記第1の燃料電池の出力電圧値と前記第2の燃料電池の出力電圧値とを比較し、前記前記第1の燃料電池の出力電圧値と前記第2の燃料電池の出力電圧値とが互いに一致する場合には、予め決められた所定の基準電流値を前記第1および第2の基準電流値として前記第1および第2のスイッチング電源回路にそれぞれ供給し、前記第1の燃料電池の出力電圧値と前記第2の燃料電池の出力電圧値とが異なる場合には、前記第1の燃料電池の出力電圧値と前記第2の燃料電池の出力電圧値とが互いに一致するように、前記第1の燃料電池の出力電圧値と前記第2の燃料電池の出力電圧値との間の差分値に応じて、出力電圧値の高い方の燃料電池に対応する前記第1および第2のスイッチング電源回路の一方に入力される前記第1および第2の基準電流値の一方を、前記所定の基準電流値よりも増加させ、且つ前記第1および第2の基準電流値の他方を前記所定の基準電流値よりも低下させる基準電流値補正手段とを具備することを特徴とする電源回路装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5H027AA02
, 5H027KK54
, 5H027KK56
, 5H027MM26
, 5H027MM27
引用特許:
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