特許
J-GLOBAL ID:200903030549516760
LPG内燃機関の空燃比制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-145990
公開番号(公開出願番号):特開平5-340289
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】冷間時から温間時への移行期に、主燃料供給から補助燃料供給へ制御態様を切替える際、空燃比の狂いを防止し、ラフアイドル等の発生を防止する。【構成】LPGエンジン1に主燃料供給量を制御する燃料絞り弁15を設け、補助燃料噴射量を制御するインジェクタ17を設ける。ECU38は、冷間時には燃料絞り弁15により、温間時にはインジェクタ17により、それぞれ空燃比補正係数に基づいた空燃比フィードバック制御を行う。ECU38は、冷間時から温間時への移行期に、燃料絞り弁15による制御態様からインジェクタ17による制御態様へ切替える際、空燃比フィードバック制御に対する補正割合を、主燃料主体の制御態様で徐々に低減させ、補助燃料主体の制御態様で徐々に増大させるように制御する。従って、両制御態様の間の移行が徐々に行われることになり、制御態様の切替え直後に空燃比が急変することがなくなる。
請求項(抜粋):
液化石油ガスを燃料とする内燃機関の吸気通路に形成されたベンチュリを介して主燃料と吸入空気とを混合し、その混合気を前記内燃機関に供給する主燃料混合手段と、前記主燃料混合手段とは別位置の吸気通路に設けられ、前記吸気通路に補助燃料を噴射する補助燃料噴射手段と、前記内燃機関の排気通路に設けられ、排気中の酸素濃度から前記内燃機関の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記主燃料混合手段による混合気供給量及び前記補助燃料噴射手段からの補助燃料噴射量をそれぞれ補正するために、前記空燃比検出手段にて検出される空燃比に基づいて空燃比補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記内燃機関の温度状態を検出する温度状態検出手段と、前記温度状態検出手段の検出結果が冷間時であるときに、前記主燃料混合手段による混合気供給量を前記補正係数算出手段にて算出される空燃比補正係数に基づいて補正して空燃比フィードバック制御を行う冷間時燃料制御手段と、前記温度状態検出手段の検出結果が温間時であるときに、前記補助燃料噴射手段による補助燃料噴射量を前記補正係数算出手段にて算出される空燃比補正係数に基づいて補正して空燃比フィードバック制御を行う温間時燃料制御手段とを備えたLPG内燃機関の空燃比制御装置において、前記温度状態検出手段の検出結果が冷間時から温間時への移行期であるときに、前記冷間時燃料制御手段による空燃比フィードバック制御から前記温間時燃料制御手段による空燃比フィードバック制御への態様切替えを行うべく、前記冷間時燃料制御手段及び前記温間時燃料制御手段を共に作動させると共に、前記空燃比補正係数に基づいて行われる前記空燃比フィードバック制御に対する補正割合を、前記冷間時燃料制御手段において徐々に低減させ、前記温間時燃料制御手段において徐々に増大させるように制御する態様切替制御手段を設けたことを特徴とするLPG内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310
, F02D 41/06 325
, F02M 21/02 301
, F02M 21/02
, F02M 21/02 311
前のページに戻る