特許
J-GLOBAL ID:200903030559622402

プラスチック成形品の表面改質方法及びそれに用いるアルコール性シリカゾル組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院物質工学工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034477
公開番号(公開出願番号):特開平9-227704
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 直接ワンコート法によってポリカーボネートなどの透明性プラスチックに密着性の優れた硬度の高い耐擦傷性の優れた塗膜を与えることのできるコーテイング方法を提供する。【解決手段】 トリアルコキシシランとテトラアルコキシシランとを含有するアルコキシシランに対し、(イ)テトラヒドロフルフリルアルコールもしくはテトラヒドロフルフリルアルコールと低級アルコールもしくはテトラヒドロフランとの混合物と、(ロ)固形分40〜50重量%のアクリル系ポリマーラテックスを水で2〜16倍に希釈したポリマーラテックスの水希釈分散液とを混合し、酸触媒の存在下で室温で加水分解・重縮合して得られる透明低粘性のアルコール性シリカゾル組成物を直接プラスチック成形品の表面に塗布し自然乾燥もしくは60〜200°Cで加熱乾燥硬化させる。
請求項(抜粋):
トリアルコキシシランとテトラアルコキシシランとを重量比でその3:1〜15:1で含有するアルコキシシランに対し、(イ)重量比で1/6倍〜1/2倍量のテトラヒドロフルフリルアルコールもしくはテトラヒドロフルフリルアルコールと低級アルコールもしくはテトラヒドロフランとの混合物と、(ロ)固形分40〜50重量%のアクリル系ポリマーラテックス(室温以下で造膜性のあるもの)を水で2〜16倍に希釈した、前記アルコキシランの重量の1/12倍〜1/3倍量のポリマーラテックスの水希釈分散液を混合し、この混合液を酸触媒の存在下で室温でかき混ぜながら加水分解・重縮合して得られる透明、低粘性のアルコール性シリカゾル組成物をプライマー処理を必要とせず直接プラスチック成形品の表面に塗布し、自然乾燥もしくは60〜200°Cで加熱乾燥硬化させることを特徴とするプラスチック成形品の表面改質方法。
IPC (8件):
C08J 7/04 CFD ,  B05D 7/02 ,  B05D 7/24 301 ,  B05D 7/24 302 ,  C08K 5/00 ,  C08K 5/05 ,  C08L 83/04 LRT ,  C09D183/04 PMU
FI (8件):
C08J 7/04 CFD M ,  B05D 7/02 ,  B05D 7/24 301 J ,  B05D 7/24 302 Y ,  C08K 5/00 ,  C08K 5/05 ,  C08L 83/04 LRT ,  C09D183/04 PMU
引用特許:
審査官引用 (3件)

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