特許
J-GLOBAL ID:200903030566483035

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003833
公開番号(公開出願番号):WO2000-004094
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2000年01月27日
要約:
【要約】(A)ポリカーボネート樹脂、(B)飽和ポリエステル樹脂および/またはポリエステル系エラストマー、および(C)ブタジエン系ゴム重合体を含有するラテックスの存在下、所定の単量体をグラフト重合して得られる共重合体を、所定量含有する樹脂組成物とする。グラフト共重合体は、下記(a)〜(c)の条件2にて得られたものを用いる。(a)重合組成を、ブタジエン系ゴム重合体60〜90重量%、単量体10〜40重量%とする。(b)ラテックスの単量体組成を、ブタジエン50〜100重量%、これと共重合しうるビニル系単量体0〜50重量%とする。(c)ラテックスの重量平均粒子径が100〜200nmであり、重量平均粒子径dwと数平均粒子径dnとの比dw/dnが1以上3以下である。本発明によれば、製造安定性に優れ、耐衝撃性および成形外観に優れる熱可塑性樹脂組成物が提供される。
請求項(抜粋):
(A)ポリカーボネート樹脂4〜95重量%と、(B)飽和ポリエステル樹脂および/またはポリエステル系エラストマー4〜95重量%と、(C)ブタジエン系ゴム重合体を含有するラテックスの存在下に、少なくとも、芳香族ビニル、メタクリル酸アルキルエステル、またはアクリル酸アルキルエステルを含む単量体または単量体混合物をグラフト重合して得られるグラフト共重合体1〜40重量%と、を含有する熱可塑性樹脂組成物であって、前記グラフト共重合体は、下記(a)〜(c)の条件にて得られる共重合体であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。(a)重合組成を、前記ブタジエン系ゴム重合体60〜90重量%、前記単量体または単量体混合物10〜40重量%とすること(b)前記ラテックスは、1,3-ブタジエン50〜100重量%と、これと共重合しうる一種以上のビニル系単量体0〜50重量%とを乳化重合して得られるラテックスであること(c)前記ラテックスの重量平均粒子径が100〜200nmであり、重量平均粒子径(dw)と数平均粒子径(dn)との比dw/dnが1以上3以下であること
IPC (3件):
C08L 69/00 ,  C08L 51/04 ,  C08L 67/00
FI (3件):
C08L 69/00 ,  C08L 51/04 ,  C08L 67/00

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