特許
J-GLOBAL ID:200903030566790515

ハイドロスタティックトランスミッション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059569
公開番号(公開出願番号):特開2000-257694
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 低車速走行時には、無段階変速といった特性を維持しながら、高車速走行時には、動力源の駆動力を直接的に油圧モータ側に伝えることのできるハイドロスタティックトランスミッション装置を提供することである。【解決手段】 可変容量形ポンプ1の斜板を車両の前進走行範囲で設定角度を超えて傾けたとき、クラッチ断接機構がクラッチ機構6を接触状態にするとともに、バルブ切換機構が連通バルブ13を連通位置に切換えて、連通ライン12を連通する構成にしている。
請求項(抜粋):
一方向に回転する動力源に連係するとともに、斜板の傾きに応じて吐出量及び吐出方向を変える可変容量形ポンプと、両方向の流れを許容する流体圧モータと、可変容量形ポンプの一方のポートを流体圧モータの一方のポートに接続する前進走行ラインと、可変容量形ポンプの他方のポートを流体圧モータの他方のポートに接続する後進走行ラインとを備えたハイドロスタティックトランスミッション装置において、接触状態で動力源の駆動力を流体圧モータに伝達し、遮断状態でその伝達を遮断するクラッチ機構と、可変容量形ポンプとともに回転する第1制御ポンプと、両方向の流れを許容して、流体圧モータとともに回転する第2制御ポンプと、第1制御ポンプの吐出ポートを、第2制御ポンプのポートのうち、流体圧モータが前進方向に回転するとき吸込み側となるポートに接続する制御圧力発生ラインと、制御圧力発生ラインの圧力に応じて、クラッチ機構を接触状態にしたり、遮断状態にしたりするクラッチ断接機構と、上記前進走行ラインと後進走行ラインとを連通する連通ラインと、連通位置で連通ラインを連通し、遮断位置で連通ラインを遮断する連通バルブと、連通バルブを切換えるバルブ切換機構とを備え、可変容量形ポンプの斜板を車両の前進走行範囲で設定角度を超えて傾けたとき、そのときの制御圧力発生ラインの圧力によってクラッチ断接機構がクラッチ機構を接触状態にして、動力源の駆動力を流体圧モータに伝達する構成にし、かつ、可変容量形ポンプの斜板を車両の前進走行範囲で設定角度を超えて傾けたとき、バルブ切換機構が連通バルブを連通位置に切換えて、連通ラインを連通する構成にしたことを特徴とするハイドロスタティックトランスミッション装置。
IPC (3件):
F16H 45/00 ,  F16H 61/40 ,  F16H 61/42
FI (3件):
F16H 45/00 A ,  F16H 61/40 G ,  F16H 61/42 B
Fターム (6件):
3J053AA01 ,  3J053AB06 ,  3J053DA11 ,  3J053DA21 ,  3J053FA04 ,  3J053FB03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-038745
  • 特開昭52-097519
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-038745

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