特許
J-GLOBAL ID:200903030578709160

自動車の燃料システムにおける蒸発ガス漏れ検出方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-243656
公開番号(公開出願番号):特開2002-054513
出願日: 2001年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】自動車の燃料システムにおいて、燃料蒸発ガスの漏れを検出する。【解決手段】 車両燃料タンク蒸発ガス貯蔵キャニスタのエアインレットに、遠隔操作可能な常開に付勢された故障診断バルブを配置し、また、燃料タンク内の液体レベルの上方の蒸発ガス温度を検知するサーミスタを配置する。エンジン停止時に、このバルブは、遠隔的に作動されて閉弁される。タンク内の燃料蒸発ガスが冷えてタンク内に負圧を生じたとき、この負圧がバルブの付勢に打勝って、遠隔的に作動解除されたとき、バルブの閉弁を保持する。バルブ位置センサは、バルブが作動解除されたとき、蒸発ガスの負圧によってバルブが閉弁状態に保持されていることを確認する。漏れが生じている場合、負圧は、バルブが遠隔的に作動解除された後、閉弁を保持するのに充分ではなくなり、バルブが付勢されて開弁し、その後、バルブ位置センサが故障表示信号を提供する。
請求項(抜粋):
蒸発ガス貯蔵キャニスタを有する形式の自動車燃料タンク蒸発ガス管理システムにおける蒸発ガス漏れ検出方法であって、(a)前記キャニスタの空気入口にバルブを配置し、該バルブに流体圧応答部材を設け、該部材を所定の力で開弁位置へ付勢し、(b)前記タンク内の燃料蒸発ガス温度を検出し、該タンク温度が所定分だけ低下したとき、前記バルブを閉弁位置へ遠隔作動し、(c)タンク圧力を前記圧力応答部材に作用させて、前記タンク蒸発ガス圧力が特定の大気圧より低い蒸発ガス圧力より低いとき、前記所定の力に打勝って前記バルブの閉弁を保持し、前記タンク蒸発ガス圧力が前記特定の大気圧より低い圧力より上昇した場合、前記所定の力で前記バルブを開き、(d)前記バルブの位置を検出し、これにより、前記バルブが開けば、前記システムに漏れがあることを決定し、そして、(e)前記漏れがあるとき、故障表示を提供することを特徴とする方法。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 311
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 F ,  F02M 25/08 311 H
Fターム (7件):
3G044BA22 ,  3G044CA02 ,  3G044EA32 ,  3G044EA50 ,  3G044FA01 ,  3G044FA15 ,  3G044GA02

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