特許
J-GLOBAL ID:200903030579674298

セラミックスの焼成用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325144
公開番号(公開出願番号):特開2001-146463
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】多量のセラミックスを焼成する場合でも均一な焼成を行なうことができ、焼成途中で外部から操作力を加えなくても焼成条件に適した通気面積に自動調整できるセラミックスの焼成用治具を提供することにある。【解決手段】被焼成セラミックスを収容するための上部が開口した収容室12を有する治具本体10と、治具本体10の上部開口部11を閉じるとともに、互いに摺動自在な下蓋20,上蓋30と、熱膨張係数の大きな伸縮体40とを有する。下蓋20と上蓋30には互いの相対位置が同じの通気穴21,31が形成され、脱バインダ処理温度では通気穴21,31は上下方向に一致しているが、本焼成温度まで温度上昇すると、伸縮体40の伸びにより上蓋30が下蓋20に対してスライドして通気穴21,31が不一致となり、収容室12が密閉される。
請求項(抜粋):
セラミックスの焼成に用いる焼成用治具において、セラミックスを収容するための上部が開口した収容室を有する治具本体と、治具本体の上部開口部を閉じるとともに、互いに摺動自在な複数の蓋体とを備え、上記蓋体には互いの相対位置が同じの通気穴が形成され、脱バインダ処理温度に比べて本焼成温度での通気穴の開口率が小さくなるように、セラミックスの焼成中の温度変化による熱変形を利用して上記蓋体を相対変位させることを特徴とする焼成用治具。
IPC (3件):
C04B 33/32 ,  C04B 35/64 ,  F27D 3/12
FI (3件):
C04B 33/32 T ,  F27D 3/12 S ,  C04B 35/64 H
Fターム (3件):
4K055HA02 ,  4K055HA13 ,  4K055HA14

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